下田の諸橋轍次記念館が第26回諸橋轍次記念館書き初め大会の作品を2025年1月12日まで募集しています。

募集部門は小学生、中学生、高校生、一般の4部門に分かれており、未就学児も応募できます。1月3日、6日は記念館が休館日のため応募できません。

高校生・一般の部の規定課題の1つである、「行不由徑」（行くに径に由らず）は『大漢和辞典」の編纂を成し遂げた、諸橋轍次博士の座右の銘です。元々は論語に由来する言葉で、諸橋轍次『中国古典名言事典』によると、「大道をまっすぐに進むがよい。それは、よしまわりみちには見えても、平らで正しい。」とあります。

応募方法は応募用紙に必要事項を明記し、応募料を添えて諸橋轍次記念館まで申し込む必要があります。応募料は一般の部が1点につき500円、そのほかの部は1点につき300円です。郵送でも応募可能です。書き初め大会の表彰式は2月2日に、作品展は、2月2日から、2月24日まで開催されます。

「漢学の里」諸橋轍次記念館の案内看板です。常設展示室は一般は500円、20名以上の団体は400円、学生は無料で観覧できます。

記念館の近くには「諸橋轍次博士生家」が復元されています。建物は杉皮で葺いた屋根に玉石を載せた旧来の姿とのことです。書き初め大会をきっかけに郷土の偉人の足跡を辿ってみるのも良いですね。

諸橋轍次記念館の年末年始は令和７年１月３日（金）まで休館日です。新年は１月４日（土）から通常開館します。

【施設情報】

「諸橋轍次記念館」

〒955-0131 新潟県三条市庭月434−1

電話番号　0256-47-2208

営業時間　9:00〜17:00（入館は16:30まで）

休館日　毎週月曜日（祝日の場合は翌日）、12月29日～翌年1月3日

公式サイト