「Appleの初売り」iPhone以外ならMacBook Airがお得?理由を3つに絞り説明してみる
Appleが毎年お正月に開催している 「Appleの初売り」 が、今年もはじまりました。
「Appleの初売り」 は、対象製品を購入することでApple Gift Cardがもらえる還元型セール。還元額は最大で30,000円分で、iPhone・Macなど幅広い製品が対象です。また、対象のiPhoneを購入することで、今年の干支である巳の絵文字が入ったAirTagをもらうこともできます(先着5万名)。
数えてみると、対象製品は30製品以上ありました。最もお得感があるのはやはりAirTagが無料でついてくるiPhoneだと思いますが、もしそれ以外で探すなら個人的にはMacBook Air (M3)がお得に感じました。その理由を3点に絞りご紹介したいと思います。
① 還元率が高い
今回の初売り対象製品の還元率を計算してみると、MacBook Air (M3) は13インチ/15インチモデルともに約15%もの還元が受けられることになります。iPhoneやiPad Proが6〜10%の還元であることから、よりお得度が高く感じられました。
② 日本語以外の配列に変更できる
MacBookのキーボードは、日本語(JIS)キーボードだけでなく、英字 (US/UK) 、中国語、韓国語の配列に変更することができます。これができるのは基本的にApple公式サイトで購入するときだけです。
③ 自由にカスタマイズができる
Apple公式サイトでは、SoCやメモリ、ストレージなどを自分の好きなようにカスタマイズできます。
たとえば13インチMacBook Airなら、M3チップが8コアCPU/8コアGPU構成のものと、8コアCPU/10コアGPU構成のものの2種類から選ぶことができます。同じように、メモリは16GBもしくは24GBが選択でき、ストレージは256GB/512GB/1TB/2TBから選択することができます。
他ストアで購入する場合、決められている組み合わせでしか購入できないことが多く、たとえばメモリを24GBにアップグレードしたい場合には、ストレージは最低容量の256GBを選べず、512GBにするしかないなど融通が効かないことも。
Apple公式サイトではこれらを自由にカスタマイズできるので、柔軟な組み合わせを選ぶことができるというメリットがあります。
懸念点は新型モデルの登場の噂があること。ただし必ずしも発売日に購入する必要はない?
以上、2025年の初売りでMacBook Air (M3)が魅力的に映った理由について書いてきましたが、懸念点についても触れておこうと思います。
その懸念点とは、今春に新型モデルが出そうであるということ。あくまで噂ベースの話とはなりますが、たまに今春にM4チップを搭載した新モデルが投入されるとの噂があります。もし噂通りであれば2025年3月頃に登場する可能性があるかもしれません。
ただ、よく考えてみると、今回の初売りの対象製品のほとんどは、発売してから半年以上が経過した製品です。
そして、近年のAppleは各主力製品を1年おきに更新していて、1年毎の進化度は以前ほど大きくないのが現状です。そういう意味では、必ずしも新モデルを購入しなくても良いと考えることもできます。
MacBook Airは軽くて薄いのにパワフルなラップトップで、内蔵するM3チップのCPU性能もかなり高いので、筆者も日常的に使っています。高いグラフィック性能が必要ないなら、ほとんどのユーザーがMacBook Airで満足できると思います。
冒頭でも書いたとおり、今回の初売りで最もお得感があるのはAirTagが無料でもらえるiPhoneですが、もしそれ以外の製品で考えるならMacBook Airがひとつの選択肢とも言えるかもしれません。