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【福岡市早良区】日本で最も厚い(重い)ジーンズを取扱っているGパンセンターに行ってみました。

石井つかさIT系お散歩ライター(福岡市)
右下に写っているのは店主の關さん

お散歩ライターの石井つかさです。

愛用していたジーンズが1本破れたので、新しいジーンズを買うために、福岡市早良区にあるGパンセンター スリーピースに行ってきました。

Gパンセンター スリーピースは、元は早良区西新にあった店舗で、現在の早良区荒江に移転したと思っていたのですが、店主の關(せき)さんにお話を伺ってみたところ、想像の上をいくお話を聞くことができました。

店内の様子
店内の様子

西新にあったGパンセンターは、オーナーが高齢で後継者もおらず、閉店しようかという話しが出ていたそうです。

その店舗で働いていた關さんが独立することになり、その際に、歴史のあるGパンセンターの名前を使いたいという話をしたら、店舗の名前とロゴを使うことを快諾してもらえ、現在のGパンセンター スリーピースになったそうです。

つまり、現在のGパンセンター スリーピースは別のお店ながらも、元のGパンセンターのDNAをしっかりと受け継いでいるということです。

ものすごく歴史が長い「Gパンセンター」の略歴を紹介します。

店舗略歴(公式サイトの沿革より抜粋)

昭和25年(1950)アメリカ衣料の名称で米軍払下げ衣料販売
昭和38年(1963)ジーパンセンター三和貿易商会の名称でアメリカ中古ジーンズ他販売
昭和48年(1973)ジーパンセンター三和貿易株式会社として各ブランドジーンズ及びカジュアルウェアーを取扱い
平成28年(2016)ジーパンセンター三和貿易株式会社が店舗閉店
平成29年(2017)6月 荒江に移転しジーパンセンター スリーピースと名称変更し復活

日本一厚みがあって重たいジーンズを扱っている西日本で唯一のショップ

色んなジーンズが売っているお店なのですが、筆者が好きなのは、硬くて重い綿100%のジーンズなんです。

そこで「ストレッチジーンズは苦手です。」という話をすると、真っ先に紹介されたのがEIGHT-Gというブランドのジーンズで、実際に手に取ってみると、ものすごく重くて硬いんです。このEIGHT-Gというブランドのジーンズは、日本一厚みがあって重いそうです。

ちなみに、このEIGHT-Gというブランドを取り扱うことができるショップは、西日本でGパンセンター スリーピースだけだそうです。凄いですね!

EIGHT-Gのジーンズ。本当に重たいです。
EIGHT-Gのジーンズ。本当に重たいです。

さすがに、重すぎたので、標準的な範囲の硬いジーンズを選んでいただきました。

そのときに教えてもらったジーンズの選び方は、サイズを決める際は少し小さいかな?くらいの物を選ぶと良いそうです。

綿は履いているうちに伸びて、洗濯をして縮むので、これを繰り返しながら、「自分の体にちょうど良い」サイズに育てていくとのことでした。

そして、硬くて厚みがあるジーンズは破れたりしにくく、長期間かけて色落ちなども含めて育てていくのが楽しいと。しかし、大事に使っていても、股の部分などはスレて生地が薄くなっていきます。

そういった場合は、このGパンセンターでリペアもしていただけるという話しなので、安心してジーンズを育てることができます。

裾上げや、リペアで使うミシン
裾上げや、リペアで使うミシン

この日もリペア依頼のジーンズがあったので、見せていただきました。

裏からしっかりした生地を当ててジグザグに縫い付けていくという方法でリペアしていました。

以前のGパンセンターはジーンズが中心のお店でしたが、現在はアメカジ系の商品を多く取り揃えていますので、福岡でジーンズだけでなく、アメカジを求めている方は行く価値ありだと思います。

アロハシャツも豊富に取り揃えられていました。
アロハシャツも豊富に取り揃えられていました。

DATA
店名:Gパンセンター スリーピース
住所:福岡県福岡市早良区荒江2-12-21
電話番号:092-707-6777
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
駐車場:店舗横にスペースあり、コインパーキングも利用可。お買い上げに応じて駐車料金を割引
公式ホームページ Gパンセンター スリーピース

IT系お散歩ライター(福岡市)

早良区西新と博多区住吉でiPhone修理店を経営しています。また、京都芸術大学の学生もやっております。 文系と理系の間で揺れ動いていますが、基本的には文系人間だと自負しています。普段は西新界隈をうろうろしています。食道楽で好奇心が強いので、色々なことに首を突っ込んだり突っ込まなかったりします。

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