【町田市】甘い香りの黄色い花に癒される! 忠生公園の「蝋梅(ロウバイ)」が見頃を迎えています
冬に咲く黄色い花「蝋梅(ロウバイ)」をご存知でしょうか? 忠生公園には「蝋梅苑」があり、毎年12月中旬頃から1月にかけて見頃を迎えます。2025年1月7日に開花の様子を見に訪れたので、ご紹介します。
忠生公園へのアクセス
忠生公園は、多摩丘陵の典型的な谷戸の地形を生かした公園です。町田街道からも近く、公園を1歩出ると周りは住宅街ですが、街中にあるとは思えないほど豊かな自然が広がる場所です。
公園内には、遊具のある「子どもの広場」や「花見の広場」「水の広場」などがあり、マナーを守ってペットの散歩も可能です。(※自然観察園はペットは入れません)
忠生公園へのアクセスは、町田駅から「小山田桜台」「下山崎」行きのバスで「忠生公園前」下車、または町田街道を通るバスに乗車し「忠生公園入口」下車が便利です。バスの本数が多いので、アクセスしやすいですよ。また、47台停められる駐車場もあります。(※駐車場利用時間は6:30から18:00)
蝋梅苑は入口からすぐ!
今回の目的である「蝋梅苑(ロウバイエン)」は、公園の駐車場および、「忠生がにやら自然館」のすぐ近くにありました。
公園の入口に近づくと、ロウバイの甘い香りがふわっと漂ってきました。
ロウバイは中国原産の落葉低木で、黄色い花と甘い香りが特徴です。忠生公園には、「マンゲツロウバイ」と「ソシンロウバイ」の2種類のロウバイがありました。
2025年1月7日現在、主に開花をしていたのは「マンゲツ」でした。満月のような丸く黄色い花が美しいです。
「ソシンロウバイ」は蕾が多かったので、まだまだこれから楽しめると思います。
写真を撮りながら園内を散策し、甘い香りに癒されました。
冬の青空に黄色いロウバイの花が映えて、とても美しかったです。お近くの方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
自然が広がる公園内を散策
せっかくなので、公園内をぐるりと一周してみました。
公園の奥に進んで行くと階段が複数あるので、足元にご注意くださいね。
公園の中央には「自然観察園」があります。谷戸(丘陵地が浸食されて形成された谷状の地形のこと)の地形になっていて、豊かな湧き水がわいています。季節ごとにさまざまな植物・生き物が見られる場所です。
「源流の池」は、鶴見川の支流・山崎川の源流となっているそうです。
自然観察園では夏には蛍が見られるそうで、忠生公園では蛍の観察会も実施しています。みなさんもぜひ、豊かな自然を体感しに、さまざまな季節に足を運んでみてくださいね。
【忠生公園】
住所:東京都町田市忠生1丁目3番1
開園時間:一日中開放しています※自然観察園・忠生がにやら自然館は9:00~16:30
休園日:年中無休(忠生がにやら自然館については、ホームページを参照)