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【明石市】写真で対話?全国行脚中の親子向けイベントが明石に上陸!6月1日(土)は林崎松江海岸へ

明石のゆっきー明石大好きライター|東京から移住(明石市)
6月1日(土)に林崎松江海岸で親子向けイベントが開催!写真×対話で特別な時間を

こんにちは!明石に魅了されて2年半前に移住してきたゆっきーです。

皆さんは幼少期の体験の中で、色濃く残っている思い出はありますか?

今回ご紹介する6月1日(土)に林崎松江海岸で開催される親子向けイベント【DANRO CHILDREN Special Event】は、子どもにとっても大人にとっても、きっと忘れられない1日になるような体験ができるイベントです。

主催者の方へのインタビューも通し、どんな想いで活動されているのかも深く取材しました。

ぜひ最後までご覧ください!

イベント概要

【DANRO CHILDREN Special Event】「写真を通して、こどもの見ている世界を知ろう」

・日付:2024年6月1日(土)
・場所:兵庫県明石市 林崎松江海岸
・時間:14:00 - 15:30(限定15組)
・参加費:無料

・イベントページ・申し込み:こちら(外部サイトへ)
・DANRO CHILDRENの公式HP:こちら(外部サイトへ)
・今回のイベントに関する活動内容:こちら(外部サイトへ)
・公式Instagramアカウント:こちら(外部サイトへ)

過去イベント実施した際の集合写真
過去イベント実施した際の集合写真

どんなイベント?「写真を通して、こどもの見ている世界を知ろう」

6月1日(土)に明石市の林崎松江海岸で、親子向けの特別なイベント【DANRO CHILDREN Special Event】「写真を通して、こどもの見ている世界を知ろう」が開催予定。

「写真×対話」により子たちの感性を引き出し、親子のコミュニケーションを深める体験ができるイベントです。

写真と対話を通して、子どもとコミュニケーションを深めます
写真と対話を通して、子どもとコミュニケーションを深めます

主催者であるDANRO CHILDREN(ダンロチルドレン)は「全国のこどもたちに、自分のままでいられる居場所を届けたい」というテーマを掲げ、年始にクラウドファンディングを実施しました。

対話を通して、心温め合える居場所をより身近に日常に創出することで、孤独を防ぎ、その先に孤独がなくなるという社会を目指し、全国へ届けることを目指した結果、非常に多くの支援が集まりました。

・総支援者数 456名

・総支援額  5,662,500円

・クラウドファンディングのページ:こちら(外部サイトへ)

支援者からの声掛けにより明石市の林崎松江海岸での開催が決定し、いよいよ来月頭に上陸します!

過去イベントの様子
過去イベントの様子

最近お子さんと対話する時間、ゆっくりと取れていますか?

今回のイベントは特に以下のような方におすすめです。

  • 子どもの感性を知りたいと思っている方
  • 子どもの感受性や多様性を育みたいと思っている方
  • 親子のつながりを深めたいと思っている方

参加する子どもの年齢は2,3歳〜小学校中学年くらいが多いようですが、特にお子様の年齢に制限は設けていません。

日常では意外と子どもと向き合う時間が取れなかったり、感性の豊かさに目を向ける機会が意外と少ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本イベントでは子どもと向き合い、対話する時間をしっかりと味わうことができます。

思うがままに写真を撮る子どもたち
思うがままに写真を撮る子どもたち

実際のイベントでは何をするの?

「写真×対話」イベントにおいては、【Feel・Open・Challenge(感じて・開いて・チャレンジしてみる!)】を大切に子どもたちとの時間を共創しています。

「写真×対話」イベントのステップ|感じて・開いて・チャレンジしてみる!を大切に子どもたちとの時間を共創
「写真×対話」イベントのステップ|感じて・開いて・チャレンジしてみる!を大切に子どもたちとの時間を共創

子どもの感性や多様性を育み、親子の対話を深める時間は、多忙な日常では意外と取れない貴重な機会です。

子ども1人1人がカメラを持ちます
子ども1人1人がカメラを持ちます

まずは1人1台、自分だけのカメラを持って自然の中に繰り出し、心うごく瞬間自由にシャッターをきります。

フィルムセットから自分で挑戦。子どもたち自らが教え合いながらセットが完了していきます。
フィルムセットから自分で挑戦。子どもたち自らが教え合いながらセットが完了していきます。

同じ場所・同じカメラを持っていても、1人1人撮影する物も撮り方も全く異なります。
同じ場所・同じカメラを持っていても、1人1人撮影する物も撮り方も全く異なります。

自然の中に繰り出し、心動くままにシャッターを切る子どもたち。

笑顔で走り出しました。何かを見つけたのでしょうか?
笑顔で走り出しました。何かを見つけたのでしょうか?

楽しそうな様子です。何かを見つけたのでしょうか?

なんだか嬉しそうですね。お気に入りの瞬間を写真におさめられたのでしょうか。
なんだか嬉しそうですね。お気に入りの瞬間を写真におさめられたのでしょうか。

感性を開花させていく子どもたちを、大人たちは暖かく見守ります。

大好きなお母さんのこともパシャリ
大好きなお母さんのこともパシャリ

撮り終わったら自分の見ていた世界が、フィルムとなって出てきます。

そして、写真を並べてお気に入りの1枚を選びます。

先ほどまで走り回って見ていた景色たちがフィルムに
先ほどまで走り回って見ていた景色たちがフィルムに

撮影する時や写真を選ぶ際にも、子どもそれぞれの個性が見えます。

自分の子どもが「いつの間にそんな考えて行動できるようになったのだろう」など、見守っている親は驚きと発見の連続です。

イベントを通して我が子の成長した姿を見ることで、「もっとこの子を信じてみよう、任せても大丈夫だ」と子どもの力を信じるきっかけになったという声も多いようです。

お気に入りの写真を見せ合いっこ
お気に入りの写真を見せ合いっこ

保育園、幼稚園や学校の図画工作の授業では完成までの過程を見ることはできません。

このイベントでは、撮影するために創意工夫をこらす姿や、自ら考え行動する新たな一面を見ることができます

大人にとっても我が子が持つ想像以上の感性に出会うことができる素敵な機会となるのです。

選んだ写真について嬉しそうに説明する子どもたち
選んだ写真について嬉しそうに説明する子どもたち

選んだ写真は他の子どもたちとシェア。「この写真を選んだ理由はね」と嬉しそうに説明します。

まさに、写真を通して自分の心を知り、そして相手のことを知る時間です。

同じ場所で、同じカメラを持っているのに、1人1人が見ている景色が全く違うことに子どたちは気が付きます

「こんなに違うんだね」「それいいね」と、人との違いを知って認め合う体験を通し、多様性を自然と学ぶ体験ができるイベントとなっています。

子どもの心を可視化するフィーリングカード
子どもの心を可視化するフィーリングカード

撮影後は、子どもの心を可視化するフィーリングカードというカードを用いて、「今日はどんなキャラクターが出てきた?」「なんて言ってた?」などの問いを投げかけながら紐解いていきます。

フィーリングカードを用いることで周囲の子どもたちと深く自分の気持ちをシェアしていきます
フィーリングカードを用いることで周囲の子どもたちと深く自分の気持ちをシェアしていきます

自分の心と真剣に向き合っている子どもたちの表情や、奥にある思いを相手に伝えられたときに溢れてくる笑顔が溢れる姿は、たまらなく愛おしい瞬間です。

写真を撮影している時の気持ちや、お気に入りの1枚を選んだ理由などを、カードを使って言語化する体験
写真を撮影している時の気持ちや、お気に入りの1枚を選んだ理由などを、カードを使って言語化する体験

写真には能力の差は関係ありません。

1人1人が主役であり、自己承認される体験を得られると共に、人との違いも自然と認め合うことができます。

そんな「写真×対話」イベントを通して、子どもたちに”自分らしくいられる居場所”を提供して回っています

主催者の【DANRO CHILDREN】ってどんな団体?

このイベントを主催する「DANRO CHILDREN」は、「自分のままで、進んでいける世界へ」というビジョンを掲げ、「対話の力で、孤独を防ぐ」をスローガンに活動

幼少期から、自分を思いっきり表現できたり、嬉しいも悲しいもどんな感情もまるごと感じきることのできる機会を届けたい。

大人・子どもの垣根なく、人と人とでつながれる環境をつくりたい。

また多様な生き方に触れることは、可能性に溢れる子どもたちの選択肢が広がることにつながると考え、【DANRO PLACE=自分のままでいられる居場所】を作るべく活動をしています。

DANRO PLACE=自分のままでいられる居場所が大切にしていること
DANRO PLACE=自分のままでいられる居場所が大切にしていること

・DANRO CHILDRENの公式HP:こちら(外部サイトへ)

・公式Instagramアカウント:こちら(外部サイトへ)

活動を推進するお二人にインタビュー!過去の経験から今の活動を?

DANRO CHILDRENに込めた想いや背景について、DANRO代表の小原和花さんとNOAさんに直接お話しを伺いしました

DANRO代表の小原和花さん・DANRO CHILDREN主宰のNOAさん
DANRO代表の小原和花さん・DANRO CHILDREN主宰のNOAさん

どんな想いやきっかけがあったのでしょうか?

幼少期から、周りの顔色を伺って、知らず知らずのうちに自分を表現することを遠慮して生きてきた人も多いと考えています。

私たちも、自分の人生なのに、私が私として生きられないことへの葛藤、悔しさ、苦しさを感じていた1人でした。

幼少期の私たちが、”自分のままで存在していい”という安心感が欲しかったように、自分たちが出逢いたかった居場所をつくりたいと思ったことが活動の原点にある想いです。

小原さんとNOAさんへ嬉しそうに写真を見せる男の子
小原さんとNOAさんへ嬉しそうに写真を見せる男の子

2022年に、自ら命を断つ未成年者の数が過去最大を更新するという悲しいニュースを受け、「私たちにできることはないのだろうか」「心が健康であるための予防策はないのだろうか」と考え、”DANRO PLACE=自分のままでいられる居場所”の立ち上げに至りました。

・想いが詳しく綴られたnote:こちら(外部リンクへ)

お二人それぞれのルーツや幼少期での体験も原動力になっているのでしょうか?

(小原さん)

私は香川県で生まれ、18歳で初めて上京した際に「こんなにも世には選択肢が溢れていたのか!」と衝撃を受けました。

香川にいた頃にはそんな世界があるとは思っていなかった。

「選択肢があって初めて自由になれる」と思うんです。

今の活動を通して、子どもたちには様々な選択肢や居場所を提供したいと思っています。

参加してくれた男の子とコミュニケーションをとる小原さん
参加してくれた男の子とコミュニケーションをとる小原さん

そして、ご自身も子を育てる親の1人として、過去に孤独な思いを感じながら育児をしていた時期がありました。

もっとコミュニティで子育てできる環境を作りたい、DANRO PLACEは親にとっても自分の居場所だと感じてもらえる場に育てていきたいと思っています。

孤独な育児に苦しんだ時期も経験された小原さん。罪悪感を抱えながらも周囲に助けを求めた時、快く助けてくれた人々の存在が、コミュニティでの子育てについて考えるきっかけになったと話します。
孤独な育児に苦しんだ時期も経験された小原さん。罪悪感を抱えながらも周囲に助けを求めた時、快く助けてくれた人々の存在が、コミュニティでの子育てについて考えるきっかけになったと話します。

大人と子どもの境界線は無く、みんな「人」です。

明石で開催するイベントにおいても、子どもと同じくらい大人の方も感情を味わって、主役感を体感して欲しいです!

大人も子ども達に負けないくらい、Feel・Open・Challenge!(感じて・開いて・チャレンジしてみてください!)
大人も子ども達に負けないくらい、Feel・Open・Challenge!(感じて・開いて・チャレンジしてみてください!)

(NOAさん)

幼少期から家庭環境もあり、親の機嫌を取ったりと、自分が自分でいられない環境に身を置いていました。

常に武装している感覚や、憤りを感じる日々でした。

高校生でうつ病になり、不登校や引きこもりを経験し、「体が健康でいるためのツールはたくさんあるのに、心が健康なためのツールはなぜ無いのだろう?」と繰り返し考えていました。

参加してくれた子どもたちとコミュニケーションをとるNOAさん
参加してくれた子どもたちとコミュニケーションをとるNOAさん

メンタルケアのカウンセリングなども大切ですが、何か不調が現れてからの”治療”ではなく、事前に”予防”できたら、と考えていた時に「コーチング」に出会い、19歳からコーチ業をしています。

同世代の方向けに「自分の足で立って生きていくマインド形成」などのコーチングを行う中で、「子ども時代から自分を応援する方法を学び、どう生きていくか?を考える機会があれば、本来誰もが持っている主体性や多様性はもっともっと開花していくはず」と考え、DANRO CHILDRENでの活動をスタートしました。

「コーチング=自分を応援する気持ち」だと考え、子どもの頃からそのマインド形成を行うことを目指して活動しています
「コーチング=自分を応援する気持ち」だと考え、子どもの頃からそのマインド形成を行うことを目指して活動しています

まだまだ始まったばかりですが、今やっていることがきっと子どもたちの将来につながると信じています。

イベントで参加者向けに説明をするNOAさん
イベントで参加者向けに説明をするNOAさん

最後に

明石では毎週のように様々なイベントが開催されていますが、こんなにも深い意義を持って活動している団体があると取材を通して知ることができ、応援の気持ちが湧き上がると共に勇気をいただきました。

限定15組のイベントですが、記事掲載時点では残枠が少しあるようです。

・イベントページ・申し込み:こちら(外部サイトへ)

日常ではつい忘れがちな子どもとの対話する時間を持ってみてはいかがでしょうか?

まだ見ぬ豊かな感性を目の当たりにし、感動の瞬間に立ち会えるはずです。

このようなイベントが明石でも開催していただけるのは市民としてもとても嬉しいですね。ぜひご都合の合う方は参加してみてください!
このようなイベントが明石でも開催していただけるのは市民としてもとても嬉しいですね。ぜひご都合の合う方は参加してみてください!

イベント概要

【DANRO CHILDREN Special Event】「写真を通して、こどもの見ている世界を知ろう」

・日付:2024年6月1日(土)
・場所:兵庫県明石市 林崎松江海岸
・時間:14:00 - 15:30(限定15組)
・参加費:無料

・イベントページ・申し込み:こちら(外部サイトへ)
・DANRO CHILDRENの公式HP:こちら(外部サイトへ)
・今回のイベントに関する活動内容:こちら(外部サイトへ)
・公式Instagramアカウント:こちら(外部サイトへ)

※本記事における掲載写真の提供:DANRO CHILDREN

明石大好きライター|東京から移住(明石市)

2022年9月に兵庫県明石市へ初めて降り立った日に心を奪われ、ご縁と勢いで東京から移住してきました。明石のグルメ・スポット・イベントなど、溢れる明石愛を記事の中で表現していきたいと思います。楽しくご覧いただけると嬉しいです!

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