停電時も役立つ!炊飯器が使えない時に鍋でご飯を炊く手順
我が家では鍋でご飯を炊いています。数年前に炊飯器が壊れたのがきっかけで、結局そこから炊飯器を購入することなく鍋炊飯が続いています。
以前は炊飯器が楽だったので、鍋炊飯に魅力を感じていなかったのですが、鍋炊飯を実際にしてみると意外に簡単だったということもあり、今も続けています。
美味しくお米を炊けるのが1番のメリット
・炊きたての美味しいお米が食べられる
・炊飯器を置くスペースがいらない
・停電時も慌てることなくいつも通りに炊ける
やはり鍋炊飯の1番の魅力は、美味しいご飯が食べられるということ。
鍋で炊いたお米は冷ご飯でも、冷凍していても温めると美味しく食べることができます。
それ以外にも停電時にはカセットコンロでご飯を炊きますが、鍋炊飯に慣れていると手順など焦ることなく、いつも通りのご飯を非常時にも味わうことができます。
もちろんデメリットもある
・保温できない
・時間を予約して炊けない
・火加減の調節が必要
1番のデメリットは時間を予約して炊けないことです。朝にご飯を炊きたい時は、その時間を考えて起きる必要があります。
慣れるとそこまで面倒には感じませんが、炊飯器の炊飯予約はやはり便利だなと感じます。
鍋炊飯の手順
炊飯器でご飯を炊いているご家庭も、たまに鍋炊飯をしておくと停電時にもスムーズにご飯を炊けます。
用意する物
・蓋のある鍋
・お米
・軽量カップ
・お米を洗うザルやボウル
鍋はお家にある蓋付きの鍋であれば大丈夫ですが、やはり土鍋や厚手の鍋が美味しく炊けるのでおすすめです。
水の量は1合あたり180~200mlを目安にお好みで調節してみてください。
炊き方
米をとぎ浸水
お米を軽く研ぎ、鍋に米と分量の水を入れて30分程度浸水させる。
強火で沸騰→弱火
蓋をして強火にかけ沸騰したら弱火にします。
沸騰する目安は蓋の隙間から湯気が出てきたり、グツグツとお鍋から音がしたら合図です。
そのまま蓋は開けずに弱火で10分程度炊きます。
この時はタイマーを使うと安心ですね。
蒸らし
10分後に火を止めてコンロからおろし、蓋をしたまま5〜10分間蒸らします。
完成
蒸らしが終わり底から優しく混ぜて、ふっくらご飯をお茶碗に盛れば炊きたてご飯の完成です。
沸騰時間など多少の違いはありますが、手順はカセットコンロでもIHでも同じです。
冷めても美味しいので、おにぎりやお弁当にもおすすめ。
難しそうな鍋炊飯ですが、意外にも手順はシンプル。短時間で炊き上がります。
災害時の停電の時なども、カセットコンロでお米を炊くこともできるので、作り方を参考に一度美味しい鍋炊飯に挑戦してみてください。