「胆のう」が悪くなると「すい臓」も悪くなる?-胆のうとすい臓の密接な関係!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「胆のう」と「すい臓」の関係を解説していきます。
今回の目次
- 胆のう・すい臓はどんな臓器?
- 胆のうが分泌する「胆汁」の役割
- 「胆のう」が悪くなると「すい臓」が悪くなる?
- 「胆のう」「すい臓」の健康のために
- 動画で解説!
【1】胆のう・すい臓はどんな臓器?
胆のうとすい臓は、どちらも「消化」に関わる器官です。
- 胆のう…肝臓の下にある小さな袋状の器官。胆汁を分泌する。
- すい臓…小腸の入口(十二指腸)に抱えられるようにある臓器。膵液を分泌する。
【2】胆のうが分泌する「胆汁」の役割
胆のうが分泌する「胆汁」は、脂肪を消化しやすくする液体です。
あくまでも「消化をしやすくする」のが役割であり、実際に分解をするのは、膵液に含まれる「リパーゼ」です。
【3】「胆のう」が悪くなると「すい臓」が悪くなる?
胆のうの働きが悪くなると、胆汁の流れが悪くなってしまいます。
これにより、胆汁の成分が濃縮されて、結石(胆石)ができることがあります。
結石があっても特別な症状はない方がいますが、腹痛や吐き気などが起こることもあります。
特に、脂肪の多い食事をした後に、右上腹部が痛くなりやすいです。
そして、結石が管(胆管)を流れていくと、膵液の流れる道に詰まってしまうことがあります。
これにより、膵液の道が塞がれ、逆流してしまい、すい臓に炎症を起こることがあります。
すい臓に炎症が起こると腹痛・腰背部痛・発熱などが起こることがあります。
下の動画でもすい臓が悪くなった時の不調について解説しております。
「胆のう」と「すい臓」にはこのような関係があります。
【4】「胆のう」「すい臓」の健康のために
胆のうやすい臓は、特に「脂肪の多い食事」で負担がかかるため、摂り過ぎには気をつけると良いでしょう。
また、下のようなことも大切です。
- 肥満の解消
- ドガ食い(一度にたくさんの量を早食いする)はしない
- 食物繊維をしっかり摂る
- 適切な水分補給
- 極端なダイエットは避ける
- ストレス解消など
【5】動画で解説!
今回の内容は下の動画でも解説しておりますので、是非ご覧ください。
最後までご覧頂きありがとうございました。
参考になりましたら「学びがある」「わかりやすい」「シェア」などのリアクションをして頂けると励みになります!