1日限定の暑さのち雷雨でヒンヤリ…台風2号の影響は?:気象予報士解説
6月1日は関東から西で暑さが戻り、各地で30度に迫る気温になりそうですが、この暑さは一時的です。2日(日)には北~東日本を中心に広い範囲で雷雨のおそれがあり、全国的にぐっと気温が下がりそうです。
また、沖縄では台風2号の湿った空気の影響を受けるおそれがあります。
日差し戻り真夏日予想も
1日(土)は広い範囲で晴れる見込みで、最高気温は東京27度、岡山・鹿児島28度、甲府・名古屋29度、そして京都では30度と真夏日になる予想です(気象庁予報、1日0時時点)。
31日と比べ大幅に気温が上がるところもあり、体に熱がこもらないような風通しのよい服装を選んでおでかけください。
2日から雷雨続く
2日(日)以降、北~東日本上空には「寒冷渦(かんれいうず)」という強い寒気のかたまりのようなものが接近し、広い範囲で雷雨を引き起こしそうです。
各地で4日(火)にかけて急な雨や雷、突風が発生しやすい状況が続き、一部で5日(水)にかけても残るでしょう。気温も2日(日)以降はしばらく、25度に届かない地域が多くなる見通しです。
1日(土)は貴重な晴れとなりそうですから有効活用してください。
沖縄では台風2号の暖湿気が流入
沖縄はこのさきしばらく梅雨前線が停滞し、雨が降りやすい状況が続きます。
台風2号は2日(日)には低気圧に変わる見込みですが、低気圧に変わっても暖かく湿った空気が消えるわけではありません。沖縄ではこの暖湿気が流れこみ、特に2日(日)以降は降り方が強まりそうです。最新の情報に注意をしてください。