【昭島市】「フォレスト・イン 昭和館」2025年1月31日営業を終了へ
とても悲しいニュースです。昭島市にあるフォレスト・イン 昭和館が2025年1月31日(金)で営業終了すると公式サイトで発表がありました。
2023年10月25日(水)に無料送迎バスの廃止、2024年2月1日(木)にはラウンジ ダコタの休業と、近頃サービスの縮小が見られてきましたが、まさかホテル自体の営業を終了してしまうなんて。
1998年11月20日に開業して以来、 「人々が集い、語らい、喜びを分かち合う交流の館」をモットーに、地域の皆さんをはじめ、海外からも多くの方に愛されていましたが、2025年1月31日(金)をもって約26年の歴史に幕を閉じることとなります。
筆者が1月にラウンジ ダコタへ訪れた時に、休業の理由をお聞きした際には、従業員の人員が十分確保できたら営業再開をするとおしゃっていたことから、この時はホテルを営業終了することが決まっていなかったのではないかと思われます。実際に閉館に向けて何か動きがあるのか、4月4日(木)現在の館内の様子を確認しに行ってみました。
館内には宴会会場が多くあり、仕事などの集まりで訪れた方も多いのではないでしょうか。
洋風でおしゃれな造りの館内、まるでヨーロッパへ旅をしているかのよう。
外に出ると大きな庭園があり、中央にはBBQスペースがあります。
チャペルもあり、今まで土日祝日を中心に多くの方が結婚式を挙げられてきました。 芝生で撮影をしている新郎新婦さんを何度か見かけましたが、美しい自然の中で輝いていて、こちらまで幸せな気持ちにさせていただきました。
ホテルの周りには多くの自然があります。
4月4日(木)現在、山桜が綺麗に咲いていました。
メインロビーから眺めるこの景色はたくさんの方を癒したことでしょう。
池の中には鯉の姿が。
閉館の発表はありましたが、敷地内全体を歩き回った限り、特に変化は見られませんでした。
フォレスト・イン内のレストランは、ラウンジ ダコタを除き全て営業しています。なお、ラウンジ ダコタがまた営業することはあるのかお聞きしたところ、今のところ営業再開の予定はないそう。閉館までにもう一度営業する日が来ることを願いたいですね。
ホテルや庭園を散策していたらお腹が空いたので、予約を入れていたレストラン セントロで夕食をとりました。
四季折々の食材を活かした料理をバイキングスタイルでいただくことができ、この日(4月2日)は春の味覚と地中海フェアを開催していました。(5月12日(日)まで)
ピザは厨房にある石窯で焼いています。左 干しエビ 右 マルゲリータ
地中海料理を中心とした春の味覚グルメが多くありましたよ。
オリーブオイルと魚介の味わいがたっぷり味わえます。周りのお客様から 「美味しい〜」と聞こえて来ましたよ。
もちろんホテル特製ローストビーフも食べ放題です。しっとりとしたセントロ名物のローストビーフは特製グレイビーソース、西洋わさびでいただきます。
シェフ自慢のピザやパスタは絶品。ココットは、ブッフェの中から好きな具材を入れさらにチーズを乗せ、シェフに焼いていただきます。筆者はスタッフさんのおすすめ、ご飯(雪若丸)にカレーを乗せ、蒸し野菜をトッピングしました。焼きたてをテーブルまで運んでくださいます。熱々で最高!
デザートはメインロビーにある「Sweets&Café」で提供しているスイーツをアレンジしてビッフェ用に提供しているそうです。
広々した店内からは、庭園を一望できます。(庭園の風景を楽しむ場合はランチがおすすめです)
半日ホテルを堪能しましたが、営業終了してしまうということがいまだに受け入れられませんでした。営業終了まであと半年以上ありますが、皆さんも後悔のないようお早めに行ってください。筆者も閉館まで通って今後もフォレスト・イン 昭和館のグルメ情報をお伝えしたいと思います。東京へ旅行へ来た外国人の皆様にもぜひ遊びに来て欲しいと思いました。
Please come to Akishima for sightseeing
フォレスト・イン昭和館
住所:〒196-8601 東京都昭島市拝島町4017−3
TEL:042-542-1234