明治時代に加茂から奈良駅までを結ぶ「大仏鉄道」と呼ばれた幻の鉄道があったことをご存知でしょうか？

大仏鉄道は、明治時代の鉄道会社「関西鉄道」の加茂と奈良を最短で結んだ路線の愛称です。

開業当初は東大寺がある大仏駅での参拝客で賑わい花形路線として親しまれましたが、明治40年に今の加茂～木津～奈良を走る関西本線が開通したことで、急坂の難所を避けた平坦な経路が整備されたこともあってわずか9年で大仏鉄道は廃止となってしまいました。

鉄道が走っていた期間は9年ほどで資料もあまり残っていないために「幻の大仏鉄道」と言われています。

そして現在も、かつて深紅の蒸気機関車「電光（いなずま）号」が走り抜けたトンネルや橋の土台の一部である僑台など、当時の面影がそのまま遺構が残されています。

その遺構をめぐる廃線跡を歩く「大仏鉄道ウォーキング2024」が今年も開催されます。

●大仏鉄道ウォーキング2024について●

日時：2024年5月11日（土）

所要時間：2～3時間

参加費用：500円（小学生以下無料）（現金のみ）

スタート時間：８:45～／10:45～

ゴール受付時間：10:30～13:00

参加方法は直接、受付場所であるJR木津駅東口に集合してください。

ウォーキングコースは、JR木津駅東口～大仏鉄道公園～赤橋～梶ケ谷隧道～鹿背山橋台～観音寺橋台～C57 56SL～旧加茂駅跨線橋支柱～ランプ小屋～木津川観光協会前駐車場になります。

より詳しいことについてはホームページでご確認くださいね。

ウォーキングコース沿いには、喫茶店での休憩も可能です。

また、ゴール場所の木津川市観光協会前駐車場では飲食や物販も用意されています。^^

完歩された人には、完歩賞のプレゼントもありますよ。（先着500名様）

この美しい緑の季節に、自然と歴史を感じながらのんびりウォーキングは最高ですよね。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか？

●JR木津駅東口

京都府木津川市木津池田１１６−２