仕事帰りにいつも通るところにある和菓子屋さんに、久しぶりに立ち寄ってみました。

今さらですが、和菓子にはいろいろな種類があって、気軽に食べられるものがたくさんあることに気づきました。

このお店では、おひとつだけ買ってもOK。仕事帰りにお腹がすいたらお団子ひとつだけ、まんじゅうひとつだけ買ってもいいんですよね。

今回は「朝日堂」という、全国にファンがいるわらび餅が有名で、親しみやすい和菓子屋さんを紹介します。

もうすぐ創業50年の銘店

このお店は約50年前に創業してからは長く、ジャンボスクエア（もともとは香芝中央デパート）で営業していました。

平成15年に本店をオープン、令和2年に北店をオープンしています。

今回は、北店にお伺いしました。

店内は和風の黒を基調とし、時折見える竹の壁面や和柄のタペストリーが素敵です。

そんな店内にはひしめくほどのたくさんの和菓子！

和風版・お菓子の家？なんて思ってしまいそう。

実は私、お店に入るまでは贈答品が中心なのかと思っていました。以前にもお店に入ったことはあったのですが、目標物しか目に入っていなかったみたいです…。

何を食べようか選ぶのにテンションが上がります。

イチ押しの和菓子を紹介

お店の方におすすめの和菓子を教えてもらいました。

名水わらび餅 極（税込480円）

吉野の名水を使って作られたわらび餅です。

「朝日堂」といえば「名水わらび餅」というぐらい人気商品で、メディアでも複数紹介され、全国にファンがいる銘菓でもあります。

二上山どら焼き（税込180円～）

二上山の焼き印が入った、季節に合わせて12種類〜のバリエーションがあるどら焼きです。私がお店に行ったときは15種類ありました。

定番のこしあん、白あんのほか小倉バター、おいも、栗、柚子、抹茶、さくら、安納芋、いちごなどなど。

「おいもがあるのに安納芋？」という疑問が出そうですが、お店の人の話では、安納芋あんのほうがおいもあんより少し甘めだそうです。

また、あんこが苦手な人向けに、外側の生地だけを買うことも可能です。

我が家では今回、安納芋と抹茶、阪神優勝にちなんで「とら焼き（白あん）」を購入しました。

私が食べたのは安納芋でした。以前おいもあんを食べたこともあるのですが、お店の方がおっしゃる通り、安納芋の方がより甘い味がしました。

かりんとうまんじゅう（税込150円～）

今回食べてみて私がすっかりファンになったのは、かりんとうまんじゅうです。

こしあん、おいも、チーズクリームの3種類。

皮のぱりぱりと香ばしさ、かりんとうの硬さとは違いますが、甘さはまさにかりんとう。

香ばしさと甘さに魅了されました。

注文してから揚げてくれるので、アツアツが食べれます。

揚がるまで約4〜5分。店内のドリンクコーナーで待ちましょう。

中秋の名月に月見団子はいかが？

今年の中秋の名月は9月29日。

この時季は月見団子が販売されています。

ひと足お先に食べました。

あんこの滑らかさとしっかりとした甘さがたまらん。渋い緑茶と一緒に食べたくなります。

月見団子は十六夜（いざよい・9月30日）の翌日、10月1日ぐらいまでの販売となります。

予約販売や贈答品について

店内で販売している和菓子は、予約販売も可能です。

私はさっそく中秋の名月の日に、月見団子とかりんとうまんじゅうを予約してきました。

商品と個数、お引き取り日時を伝えてOKです。

また、贈答用に箱詰めしてもらうことも可能です。

たくさんの種類のどら焼きの詰め合わせや、数種類のお饅頭とどら焼きの詰め合わせなど、喜ばれること間違いなしです。