【札幌市】札幌で一番早咲きの桜はそろそろ見頃?!開花状況を見に行ってきた(2024年4月17日)
夏のように気温の高い日が続き、そろそろ気になる桜の開花。
札幌市内でも早咲きの桜はすでに咲いていると聞き、見に行ってきました。2024年4月17日水曜日、12時から13時ごろに撮影した写真でご紹介します。
1.宮の沢駅6番出口の桜
まずは札幌市営地下鉄南北線「宮の沢駅」6番出口からすぐのエゾヤマザクラ。
川沿いの遊歩道にあり、「宮の沢桜」などとして知られています。
加工なしの画像でもくっきりとしたピンク色の花が咲いていました。
4月17日時点で二分咲き程度の開き具合です。次の週末、20日・21日には見頃に近くなるかもしれません。
他の場所の桜よりも早く開花するのは、隣接する建物の室外機や排気口が近く、暖かい空気に触れる時間が長いためとも言われています。
まだ咲き始めなので、少々の雨風には耐えてくれそうです。
また、遊歩道沿いには、他にも複数の桜があります。花が開きつつある木、つぼみがふくらんできている木など少しずつ開花のタイミングがずれそうなので、長い間お花見を楽しめそうです。
【宮の沢桜】
所在地:札幌市西区宮の沢1条1丁目
札幌市営地下鉄東西線「宮の沢駅」6番出口よりすぐ
2.札幌シャンテ前の桜
続いては札幌市営地下鉄「大通駅」37番出口からすぐ、札幌シャンテ(札幌東宝ビル)前の歩道に立つ桜です。
シャンテ前の桜と呼ばれています。すでに七分咲きくらいで、きれいです。宮の沢桜に比べても、かなり咲き進んでいる印象です。
こちらの桜が早く咲くのは、ビルのガラスが太陽光を反射し、熱を受けるためではないかと言われています。中心市街地は建物が密集していて暖かい場所も多そうですが、この桜は毎年かなり早く開花する印象がありますね。
画像加工なしで、このくらいのピンク色です。
街中のため人通りも多く、道行く人が次々に写真を撮っていきます。インバウンドの観光客にも大人気でした。こちらは今週末には満開に近くなりそうです。
【シャンテ前の桜】
所在地:札幌市中央区南1条西1丁目 札幌シャンテ
札幌市営地下鉄「大通駅」37番出口よりすぐ
一般的にエゾヤマザクラはソメイヨシノよりも早咲きの品種と言われていますが、ご紹介した二箇所の桜は局地的に暖かい場所に立っているため、特に開花が早いようです。
実際の開花宣言が出される基準となるのは、札幌市中央区にある札幌管区気象台の標本木(ソメイヨシノ)です。2024年は4月15日から観測が始まりました。
なお気象庁のデータでは、札幌市で桜が開花するのは平年で5月1日。かなり早い印象だった2023年は4月15日でした。
札幌で開花宣言が出されるまでには、もう少し日数がかかりそうです。
一足早いお花見を楽しみたい人は、今回ご紹介した2箇所のほか、暖かい場所にある桜の木を探してみてくださいね。