【初めての離乳食】注意が必要なスープの与え方とは?
こんにちは!保育士ママの「なっぴせんせい」です。
新生児〜2歳児の入所施設で夜勤を経験し、現在は児童の発達支援に携わっています。”初めての子育て”をテーマに発信しています。
前回の記事
保育士目線の離乳食の進め方”初期からスープをオススメする“ワケとは
について紹介しました。
今回は“スープを与える時の注意事項“です。
皆さんは離乳食でスープを与える時は何を注意していますか?
保育士として沢山のお子さんの離乳食介助をしてきました。これから離乳食デビューの準備をするママさんに是非最後まで読んでいただきたいです。
1回食の2週目からはじめよう
1週目はお粥に慣れる練習をしてからがオススメです。スープは液体なのでごっくんの習得がつきにくく、口の横からたらたらと落ちてきます。お粥でごっくんと飲み込めるようになるとスープもスプーンで飲めるようになってきます。例え2週目以降にごっくんが習得できてなくても練習なので始めてみましょう。
昆布だしからのヨウ素の過剰摂取に気をつけよう
離乳食での出汁は薄めであるため気にしすぎる必要はありません。ですが、野菜だしや鰹だし、粉ミルクを溶かしてミルクスープなど毎回内容を変えてバリエーションを増やしましょう。
カップを正しく選ぼう
両側に取っ手がついているものを選びましょう。片手のみだと、赤ちゃんが持った時に傾きやすく安定しにくいです。100均でも最近は売られているカップもあるので、お子さんに合うものを探してみましょう。
量はおたま一杯にしよう
多すぎるとこぼしやすく、少なすぎると飲みにくいです。ちょうどいい量を学ぶことでカップの傾け方も自然に身につきます。また、飲み切ってカップの中身が空っぽになったことで達成感になり、おかわりする喜びも経験できます。おかわりは3回食以降にして、2〜3杯くらいまでにしましょう。
温度に気をつける
カップ越しに触って大丈夫かも?と思っても、赤ちゃんにとっては熱いことがあります。必ず味見して温度も確認しましょう。
カップを傾け過ぎない
カップを持たせるときは鼻にスープが入らないように傾きすぎないようにしましょう。口と鼻の距離が短い赤ちゃんは、このぐらいで大丈夫かな?と思っても意外に入ることはあります。スープを飲むときはしっかり見届けましょう。
スープデビューの初めはスプーン飲みから始めましょう。(初めからカップ飲みできる赤ちゃんは稀にいます笑)カップ持ちは初めは無理に持たせなくて大丈夫です。興味持ち始めたら、両手を添えるよう促しましょう。
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