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雪見だいふくの新作、北海道産クリームチーズを使用した『ふんわりクリームチーズ味』の完成度が高過ぎる!

アイスマン福留アイスクリーム評論家

ロッテのロングセラーアイス「雪見だいふく」の新作フレーバーをご紹介します!

ロッテ『雪見だいふく ふんわりクリームチーズ』

国民的人気アイス「雪見だいふく」の発売は1981年。今年で発売40周年を迎えます。コンセプトは“食べた人の心を包み小さな幸せで心を癒すだいふくアイス”。テレビCMでは雪の降る寒い季節にコタツで雪見だいふくを食べるというシチュエーションで冬アイスブームを牽引しました。

今回発売された新作フレーバー「ふんわりクリームチーズ味」は北海道産クリームチーズを使用したコクのあるアイスに、やわらかいおもちを組み合わせています。これは間違いなさそう。

パッケージは青空に白い雲が浮かぶ爽やかなデザイン。クリームチーズの爽やかな味わいを表現しているのでしょうか。容器はおなじみの白いプラスチックトレーで内容量は47ml×2個。

あけくち部分には雪見だいふくのかわいいイラストが描かれている
あけくち部分には雪見だいふくのかわいいイラストが描かれている

11月18日は雪見だいふくの日

トレイにはピンクのフォークと真っ白な雪見だいふくが2つ並んでいます。実は11月18日は『雪見だいふくの日』。雪見だいふくのトレイを縦にしてみると「18」という数字に見えます。いい雪見...という事で「雪見だいふくの日」なんです。

トレイを縦にすると数字の18に見える
トレイを縦にすると数字の18に見える

雪のように真っ白な雪見だいふく。通常版の雪見だいふくも白いのでビジュアルは変わりません。

アイスをやわらかいおもちで包んだ雪見だいふく。今は当たり前に食べていますが画期的な商品ですよね。
アイスをやわらかいおもちで包んだ雪見だいふく。今は当たり前に食べていますが画期的な商品ですよね。

冷凍下でもやわらかいおもち

やわらか~いおもち。2016年の改良でさらにやわらかくなっています。子供の頃に食べていた人はご存じかもしれませんが昔の雪見だいふくは意外とカチカチでした。長い年月を費やしメーカーが改良に改良を重ねることでこのやわらかさを実現しています。一見変わらないように見えるロングセラーアイスも実は少しずつ進化をしているのです。

もち部分がこんなに伸びる。アイスとは思えません。
もち部分がこんなに伸びる。アイスとは思えません。

クリームチーズアイスとおもちの相性が抜群

やわらかいおもちの中には北海道産クリームチーズを使用したクリームチーズアイス。ほんのり酸味の効いた爽やかなクリームチーズ味で食感もクリーミー。こ、これはヤバい...。(笑)雪見だいふくはフレーバーによってアイスの真ん中にソースが入ったものもありますが、今回のフレーバーにはソースは入っておらずシンプルな構造ですが抜群のおいしさです。完成度の高いクリームチーズ味とおもちの融合。クリームチーズ好きにはたまりません!

少し時間を置いてから食べてみてください

冷凍庫から取り出してから少し時間を置くことで、周りのおもち部分がよりやわらかくなりアイス部分もよりクリーミーになるので是非お試しください。溶け具合によって感じる甘みと旨味が格段に違います。特に雪見だいふくのようにアイス以外の素材を使っている商品は時間を置くことで異なる素材同士がよく馴染みます。

少し時間を置いて食べるとおいしさもUP!
少し時間を置いて食べるとおいしさもUP!

雪見だいふくの数あるフレーバーの中でも個人的にはトップレベル。何度でも食べたくなるおいしさです。クリームチーズが好きな人はもちろん、雪見ファンはお見逃しなく。フレーバーとしての完成度が非常に高いです。是非お近くのコンビニやスーパーなどで見つけたら食べてみてください。

ロッテ『雪見だいふく ふんわりクリームチーズ』
価格:140円(税込151円)
発売日:2021年3月1日

アイスクリーム評論家

年間に食べるアイスの数は1000種類以上。コンビニアイスクリーム情報サイト「コンビニアイスマニア」を運営。日本中のご当地アイスを食べ歩き、全国を制覇。2014年に一般社団法人 日本アイスマニア協会を設立し代表理事に就任。ご当地アイスが100種類以上集まるアイスクリームイベント「アイスクリーム万博(あいぱく)」を主宰。アイスクリームの業界紙でコラムを連載するほか、アイスクリームの専門家としてメディアに出演。著書:『日本懐かしアイス大全』『日本アイスクロニクル』『ご当地アイス大全』(辰巳出版)等。

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