じわり北から雪レベルの寒気、「冬型の天気」多い1週間…のち、来週はまた汗ばむ陽気?:気象予報士解説
6日は次第に西高東低の冬型の気圧配置になり、日本海側で雨や雪が降りやすい「冬型の天気」となり、平地で雪レベルの寒気がじわじわと南下してくる見通しです。
今週は「冬型の天気」の日が多く、気温も日に日に下がっていきますが、来週はまた季節はずれの汗ばむ陽気がやってくるかも…!?気象予報士が解説します。
6日は本州でも初雪か
6日は冬型の気圧配置に変わるとともに北から寒気が流れ込み、日本海側では雨や雪が降ったりやんだりするところが多いでしょう。特に北海道では夜以降、平地でも積もるおそれがあります。
また東北でも北部を中心に初雪が観測される可能性があるほか、富士山でも初冠雪の可能性があります。
一方、関東~四国や九州では晴れるところが多い見込み。
沖縄では先島諸島で台風22号の暖湿気によって雷雨になるところがありそうです。
寒さの「底」は8日朝、来週は再び気温上昇
7日(木)にかけて冬型の気圧配置が続き、木枯し1号が吹く可能性があります(木枯し1号についてこちらの筆者記事を参照)。
また8日(金)には予想最低気温が東京8度、名古屋7度、大阪10度と、暖房やコートが欲しくなるくらいの寒さに。
一方で、来週は北海道以外で平年を上回る暖かさが予想されています。
週間予報よりも先の気温について、平年と大きく異なる気温が予想される場合に気象庁が発表する「早期天候情報」で、東北~沖縄は赤の表示。
11月も気温の変動が大きい1か月になりそうです。
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