歴史的建造物も多い京都駅の近くには、最上階の展望台から市内が一望できる「京都タワー」があります。

2017年には地元の活性化を支援する商業施設「京都タワーサンド」が京都タワービル内に入居し、今年2023年4月22日にリニューアルオープンしました。

今回は、今年12月に59周年を迎える京都タワーの歴史とともに、リニューアルした京都タワーサンドの見どころについても紹介します。

京都タワーと京都タワーサンド

1964年に開業した京都タワーには市内を一望できる展望台があり、2019年6月には開業からの来塔者が「のべ3,200万人」を超えるなど、国内外を問わず観光客を中心に人気の高い施設です。

今年12月で59周年を迎える京都タワーの台座となっているのが、京都タワービル。

こちらの京都タワービル地下1階から2階にある商業施設が、「京都タワーサンド」です。

京都タワーサンドは2017年に開業し、今年4月22日にリニューアルオープンしました。

最新の地元を提供！京都タワーサンド

日本の古きよきイメージが強い、京都。

周囲には歴史ある建物も多い京都タワーサンドでは、館長さんいわく、「昔ながらの古きよきイメージを大事にしつつ、これからの新しい京都も感じてもらえるような地元商品を提供しています」とのことでした。

たとえば、京都の食材を使った飲食店や地元発祥店などが集結する「フードホール」、地域の名品や逸品が集まる「マーケット」、和菓子体験教室や絵付け体験、寿司セミナーなど魅力的な体験ができる「ワークショップ」などがいっぱい！

そこで、京都タワーサンドは「話題性よりも、京都に観光に来られた方には地元のものを提供した方が喜んでいただけるのではないか」と考え、地元徹底した商品を提供しているとのこと。

たしかに筆者も、せっかく観光するなら地元のものを見たり食べたいと思うことが多いです。

お客様に寄り添った商品を提供してくれるのはとてもありがたいと思います。

京都タワーサンドが「京都にこだわる理由」

空港が存在しない京都の玄関口となっているのが、京都駅。

そのため、国内外を問わず京都駅から出発する観光客が多く、駅から徒歩1分の京都タワーサンドは最初の観光地となることも多いようです。

そこで、「京都タワーサンドに来られた方には話題性よりも、地元のものを提供した方が喜んでいただけるのではないか」と考え、地元にフォーカスした商品を提供しているとのことでした。

そのため、京都駅から降りて最初の観光地としてはもちろん、限られた時間で京都の土産物を買いたいときや名店を巡りたいとき、雨の日に観光気分を味わいたいときにもおすすめの施設です。

いち早くお届け！新店舗の情報

今回のリニューアルをきっかけに新しく下記の7店舗が仲間入り。

進化と地元愛が止まらない京都タワーサンド、これからの展開が楽しみです。

・果菓 伊藤軒

市場直送の果物を使用したスイーツのほか、野菜ソムリエ監修の「京都タワーサンド店限定の軽食メニュー」を提供しています。

・AMANA BY MITATE

京都産の抹茶や地酒、フルーツなどさまざまな素材を使用したホワイトチョコレート中心に販売。宝石のように美しい見た目の「雫-SHIZUKU-」シリーズは、とろけるような食感と素材のおいしさが贅沢に広がるスイーツです。

・益や製菓

京都市内に日本酒バルのお店を3店舗運営。京野菜や海鮮などの素材を活かした出汁、そして製法にこだわった「居酒屋時間」シリーズなどが観光の思い出として人気です。

・SUGiTORA

「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2015」メダリストのオーナーシェフが開発した、京都タワーサンド限定のバターサンドを販売しています。

・京のお出汁めし かつを

京都で創業20年のお店。自慢のお出汁を活かした「お出汁めし」を提供しており、鮭ハラス・とろろ昆布・京つけものなど豊富なトッピングが楽しめます。

・韓国料理 ナグォンチャン

A5ランクの黒毛和牛と京野菜を使用した名物「黒毛和牛カルビ丼」のほか、本場の韓国料理を京風にアレンジしたオリジナルメニューなどが楽しめます。

・焼きそばとハイボール パック

注文が入ってから茹であげる店特注の生麺にこだわったオリジナルソースの定番焼きそば、そして、京都の鉄板粉もんと相性抜群の地酒・アカ(バクダン) も提供しています。

こんなところにも！京都タワーサンドのお楽しみポイント

京都タワーサンドのエレベーター内には近隣の観光名所マップが描かれており、京都タワーの展望台にあるエレベーター内には金閣寺や銀閣寺をテーマにした装飾が施されています。

実際に、京都タワーサンドの周辺には東本願寺や西本願寺、二条城など京都の観光名所が数多く点在しているので、あわせてお楽しみください。