【東大阪市】ヒノモトの歴史を伝えるスポットが秋の深みを増しています。
東大阪市の天然記念物「ヒトモトススキ」の名所である「日下新池」。この場所は桜の名所でもあり、この季節になると、桜並木による紅葉のトンネルを楽しむことができます。今回は、「日下新池」と「くさか山(生駒山)」の秋の風景とともにお届けします。
近鉄奈良線「石切駅」から、北西へ徒歩10分程度歩いたところに「日下新池」があります。生駒山の麓にあるため池で、東大阪市の天然記念物「ヒトモトススキ」が見られるスポットです。かつて、この手前まで海であったことを伝える貴重な史跡でもあるみたいですね。
そんな「日下新池」ですが、実は桜の名所でもあります。春になると花見客で賑わいます。この時期になると、桜並木による紅葉のトンネルが出来上がります。私が見にいったときは、紅葉も見頃で、本当に綺麗な紅葉の道ができていました。
紅葉のトンネルから生駒山の方を見上げてみると、山自体も綺麗に色づいています。赤に黄、そして緑色のコントラストがなんとも美しい!私がいったときは夕方だったので、夕日に映える生駒山の様子が本当に綺麗でした。
桜並木を越えると、「パンドラの丘」があります。ここには、イチョウの木などが植えられており、赤みがかった桜並木とはまた違った風景を楽しむことができます。徐々に黄色に染まっている様子が本当に綺麗です。季節の移り変わりを感じますね。
なんといっても「パンドラの丘」から眺める「日下新池」の景色が綺麗です。紅葉した木々とため池が作り出す空間が、ゆったりとした時間を作り出してくれます。ずっと眺めていたい!遠目に見る紅葉がこんなにも美しいとは、、、。この場所は本当に四季折々に様々な風景を楽しませてくれます。
「パンドラの丘」より先は、「くさか山(生駒山)」のハイキングコースになっており、「イノラムキ古墳」へ行くことができます。少しだけ山道に入ってみると、こちらの紅葉も綺麗でした。黄色い葉のトンネルという感じで、「日下新池」とはまた違った紅葉の空間を作り出してくれています。
「日下新池」は駅からも近く、気軽に立ち寄ることができます。ちょっとしたお散歩などに、様々な形の紅葉を楽しんでほしいと思います!
日下新池
【住所】大阪府東大阪市日下町1丁目5−16
【アクセス】近鉄奈良線「石切駅」より徒歩10分程度