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【京都】自然派ラグジュアリーホテルで、暦にあわせて2週間ごとに変わる体に優しいアフタヌーンティー

くろにゃんホテルとグルメのライター

京都府京都市東山の地に、2024年4月23日に開業した自然派ラグジュアリーホテル「シックスセンシズ京都」では、ホテルの象徴の一つであるウェルネスに基づいた体に優しいアフタヌーンティー「暦(KOYOMI)アフタヌーンティー」がいただけます。

暦(KOYOMI)アフタヌーンティー

「暦(KOYOMI)アフタヌーンティー」は、小麦粉や精製した砂糖を使わないスイーツとセイボリーのギルトフリーなアフタヌーンティーセットです。

スイーツ5種、セイボリー4種、スコーン2種とコンディメントのセットで、ウェルカムドリンクつき、飲み物はフリーフローです。

二十四節気でにおいて「小暑(しょうしょ)」は7月6日から21日ごろまでの時期のこと。今回はこの時期にあわせて作られたニューをいただきました。

ウェルカムドリンク

”Wakamurasaki”という名のこちらの冷たいお茶は、日本茶、ジャスミン茶、ほうじ茶と炭酸を合わせたものだとか。すごい!それぞれの味わいが交互に訪れます。

セッティング

和ですね。

Sekki Signature tea

次に、京都で茶の湯と日本茶を軸に、食、アート、香り、音楽など様々な文化を活かし時間や空間をデザインする「MA / ◯間」が、このアフタヌーンティーのためだけにブレンドした温かいお茶「小暑ブレンド」が登場。はとむぎ、万願寺唐辛子、煎茶を合わせていて、塩を入れたら野菜スープになりそうな味わいでした。

2段スタンドとスコーンのプレート

アフタヌーンティーセットが整いました。和のテイストがかわいらしいですね。

赤紫蘇餅(あかしそもち)

京都の奥座敷、大原でとれた赤紫蘇を使った自家製の塩漬けで、道明寺の粒あん餅を包んだ「赤紫蘇餅」。

茗荷葛餅(みょうがくずもち)

茗荷の甘酢漬けを白あんで包み、葛餅に仕立ててあります。

無花果(いちじく)のムース

いちじくのムースをのせた酒粕のクランブル”タルト”。

酒粕レーズンサンド

酒粕を乾燥させてアーモンドをあわせて焼いたカリッとした”ビスケット”で、レーズン入りのクリームをサンド。
ビーガンなのでこのクリームにはバターを使っていないのですが、バターのような味がしてびっくり!自家製の甘酒がポイントのようです。

上生菓子(京菓子司「亀屋良長」作)

創業1803年の老舗の京菓子司「亀屋良長」に作ってもらっているという上ねりきりは、ピンク色なのにレモン味というギャップが楽しめました。小さな蝶がついていてかわいい。

とうもろこしのフリッター

「小暑」といえばとうもろこし。ヤングコーンのさやに、米粉をまぶして揚げたトウモロコシのフリッターをのせていて風雅。とうもろこしのひげを白味噌でマリネしてのせてあります。

夏野菜のロリポップ

リンゴ飴のようなロリポップスタイルがかわいいこちらは、トマトのガスパッチョをビーツで色づけた寒天でコーティングしたもの。

鱧小袖寿司 (はもこそでずし)

焼き鱧の寿司の上下にスダチのスライス。その上にはたたき梅。スダチは薄くスライスされているので一緒にいただけます。

近江和牛のプロフィットロール

こちらは近江和牛のローストビーフのお鮨で、シャリには黒七味を使いスパイシー。焼き茄子、柚子味噌、自家農園のネギを合わせて。

ホテルに併設した自家農園がこちら。九条ネギや万願寺唐辛子、多彩なハーブなどが栽培されていました。ホテルのスタッフが管理しているそうですが、美しく整っていてびっくり。

白みそスコーン、紫蘇スコーン、すももジャム、甘酒クリーム

アフタヌーンティーアイテムのすべてがグルテンフリーなので、このスコーンは米粉と自家製の甘酒などで作られています。

京都産の米に自家製の甘酒、生姜などを合わせホイップしたものがクロテッドクリームの代わりです。ジャムはすもも。

このスコーンは、焼き菓子やケーキとともに併設のカフェで購入できます。

フリードリンク

鹿児島 知覧茶 深蒸し煎茶 やぶきたのアイス
鹿児島 知覧茶 深蒸し煎茶 やぶきたのアイス

フリードリンクのメニューも他とは一線を画すラインアップ。

季節のハーブティー
季節のハーブティー

グリーンティー、ブラックティーともに日本産のものを取り揃え、自家農園にてオーガニックで育てた季節のハーブティーや、コーヒーメニューがフリードリンクで楽しめます。

高知 アールグレイ
高知 アールグレイ

茶器も様々でわくわくしました。

木の温かみを生かした店内のインテリア。ナチュラルでライトな感じ。

地下2階なのですが、ガーデンに面しているのでおだやかな光が注ぎ、店内にも緑を配していて落ち着く感じでした。

おわりに

日本古来の暦である二十四節気のもと、甘酒や酒粕、味噌などの伝統的な発酵食品、自家栽培の食材を使って、和を取り入れたアフタヌーンティーは、グルテンフリーで体に優しいものでした。

二十四節気にあわせて、メニューは2週間ごとに変わるのだそうです。今回のメニューはあと1週間ほどになりますが、興味のある方はぜひ行ってみてください。

雰囲気を感じるインスタグラムの動画もご覧ください。(外部リンク)

暦(KOYOMI)アフタヌーンティー
小暑のメニュー
2024年7月6日(土)~21日(日)
15:00~17:30
おひとり様6,900円(税サ込)
オールデイダイニング「Sekki(節気)」
京都府京都市東山区妙法院前側町431
シックスセンシズ 京都 B2F
075-531-0732(直通)
公式予約ページ(外部リンク)

取材協力:シックスセンシズ 京都

ホテルとグルメのライター

東京・関西2拠点生活+旅。ホテルとグルメの情報を毎日掲載しています。ライブドアブログ(22年~、15,000記事~)、インスタグラム(5,700投稿~、フォロワー37,000人~)、食べログ(約16年、約4000件)、Googleローカルガイドレベル10、国内外のホテル・レストランを多数取材しています。

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