ネット証券大手のSBI証券。そのSBI証券を使って現在もっともお得に投資をする手段はクレジットカードを使った投資信託への投資です。

2021年からスタートしたクレジットカードによる投信積立は、毎月の積立投資で投資額の0.5％～2％のポイント（Vポイント）が貯まるという特徴があります。ポイント還元がある分、実質的に投資信託を安く買えるということになるわけです。

投資を始めるうえでは大変有利な仕組みですので、これからSBI証券を利用する人、あるいはSBI証券を利用している人も皆さんで活用していきましょう。

SBI証券×三井住友カード（クレジットカード）でポイントが貯まる

SBI証券では2021年から投資信託の積立投資において三井住友カードのクレジットカード（Vポイントが貯まるクレジットカード）を利用すればクレジットカードより毎月0.5％、1％、2％のポイント還元を受けることができます。

毎月のクレジットカードによる投信積立は法令による制限で月額5万円が上限です。年間だと60万円になりますが、カード経由にすることで3000円相当、6000円相当、12000円相当のポイントを貯めることができるようになるわけです。

貯まったVポイントは三井住友カードの決済代金に充当することもできるので、実施的に投資信託を安く購入することができるわけです。

クレジットカードごとによる還元率の違い

ざっくりですが

• 一般カード：0.5％還元

• ゴールドカード：1.0％還元

• プラチナカード：2.0％還元

となっています。三井住友カードのカードの中には年会費が発生するカードもありますが、実はゴールドカードまでなら年会費無料にできる方法があります。

私は三井住友カードNL ゴールドというクレジットカードを年会費無料にしてSBI証券で投資信託積立をしております。これにより1％分のポイントを真水で美味しく頂いています。

なお、SBI証券×三井住友カードにおけるクレジットカードの違いと比較は長くなるので以下の記事をご覧ください。

参考： SBI証券×三井住友カードで投信のクレカ積立！カード選びや設定方法、ファンドの選び方を解説

つみたてNISAでも利用可能

このクレジットカードのによる投信積立はつみたてNISAでの利用も対象です。ただし、積立NISAの場合、限度額5万円の内3.33万円までしかし利用できないので枠が残ります。

※残った分は課税口座で行うこともできます。
ちなみに、ジュニアNISA、iDeCo（個人型確定拠出年金）ではクレジットカードを使った積立投信はできません。

実は、即売りでも十分利益が出る水準

実はこのクレジットカードによる投資信託の購入スキームは「即売り」という方法があります。投資信託を長期投資前提ではなく、ポイント還元を中心に考えて利用するという考え方ですね。

0.5％～2.0％のポイント還元があるということは、投資信託の売買によって発生する損失がその還元率以下であればポイント分だけ利益が出るということになりますよね。

これ、実際に計算してみました。SBI証券でクレジットカードをつかって投資信託の積立を国内債券型のファンド（日本国債などで運用する低リスク型の投資信託）に投資をして翌日に売却した場合のリスクの大きさは0.117％でした（詳細な計算は下記リンク先参照）。

参考： 国内債券型投資信託の1日あたりのリスクとクレカ等でのポイント目当て投資の期待リターン

つまり、0.5％のポイント還元でもリスクリターンでいえば期待値はプラスになるのです。1％還元や2％還元ならさらにお得です。

こういった運用法は邪道とみる方もいらっしゃると思いますが、投資家として考えるのであれば、確実に期待値がプラスとなる運用をやらないという方が間違っているようにも思います。

ぜひ、投資の入り口として試してみてください。

SBI証券のクレジットカード投資（投資信託）の始め方

1. SBI証券に口座を開設する
2. 積立投資の対象となる三井住友カードを作る
3. SBI証券のサイトで三井住友カードを登録する
4. 積立投資の設定をする

以上で完了となります。毎月10日までに設定をすれば翌月からクレジットカードによる積立がスタートできます。

毎月毎月コツコツと期待値プラスの投資でポイント獲得ができるわけなので1カ月でも早く始める方がお得です。ぜひ、一月でも早く始めましょう。

SBI証券×クレジットカードによる投資については「 SBI証券×三井住友カードで投信のクレカ積立！カード選びや設定方法、ファンドの選び方を解説 」の記事で詳しく解説しています。また、連動して使えるキャンペーン情報などもまとめていますので、上手に使ってトクしていきましょう。