1996（平成8）年のオープン以来、観光客や地元のラーメン好きなど年間およそ40万人が訪れる人気スポットが「あさひかわラーメン村」です。

「あさひかわラーメン村」では、現在7店舗の地元ラーメン店が営業していますが、その中でも旭川市民からの絶大な人気を誇るのが『らーめんや天金』です。

『らーめんや天金』の創業は1952（昭和27）年。以来70年もの間、旭川市民に愛され続けています。

昼時ともなれば平日でもお店の前に行列ができる人気店ですが、この日はタイミング良く、並ばずに入店することができました。

メニュー表の一番上に大きくのっているように、『らーめんや天金』といえば正油ラーメンが一番人気。

旭川ラーメンといえば、やはり正油ラーメンのイメージが強いですね。

『らーめんや天金』のラーメンの特徴はスープの表面を覆う脂の膜。

この膜でスープの熱を逃がすことなく、極寒の旭川の冬でも冷めることなく、最後までアツアツのラーメンが味わえます。

脂っ濃そうに見えますが、食べてみると意外とアッサリ。しかし、スープにはトンコツや鶏ガラのうま味がギュっと詰まっています。

麺は、旭川ラーメンの特徴である低加水率麺で、スープとしっかりとからみ相性が抜群。

正油ラーメンに次いで、人気なのが味噌のコクと甘みが特徴の「味噌ラーメン」。

サイドメニューには、北海道ならではの「山わさびごはん」や「いくらごはん」もあるので、合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。