【津市】映画のロケ地にもなった! 三重県初の国宝「高田本山専修寺」で歴史散歩はいかが?
号外NETライター(津市)のやまかなです! 三重県内初の国宝建造物として指定された歴史的建造物を有する「高田本山専修寺」は、2020年公開映画「浅田家!」のロケ地としても知られている津市の観光スポットの1つです。
また、「高田本山専修寺」が位置する津市一身田は、歴史的な街並みが残っておりタイムスリップしたような感覚に。散策エリアとしても楽しい場所ですよね。今回はそんな津市が誇る国宝「高田本山専修寺」を紹介します♪
国宝となった「御影堂」と「如来堂」
2017年に国宝となった「高田本山専修寺」の建造物は「御影堂」と「如来堂」です。
「高田本山専修寺・御影堂」
国宝となった「高田本山専修寺」の建造物のうち、こちらが「御影堂」です。境内の木造でできた2つあるお堂のうちの1つです。宗祖親鸞聖人の木像が中央須弥壇上に置かれており、中は畳780枚が敷かれているのだそうです。国宝の木造建築の中では、日本国内で5番目に大きな建造物なのだとか。
「高田本山専修寺・如来堂」
国宝となった「高田本山専修寺」の建造物のうち、こちらが「如来堂」です。先ほどの御影堂の隣に建つお堂。如来堂は御影堂の後に建築された物ですが、教義上こちらのお堂が伽藍の本堂となっているそうです。
「高田本山専修寺」の他の建造物
山門(国指定重要文化財)
こちらの山門から入ると目の前に御影堂があります。映画「浅田家!」の中にもこの門が出てくるそうです。
鐘楼(国指定重要文化財)
御影堂の脇にある専修寺の鐘楼。
茶所 蓮心庵(国指定重要文化財)
こちらの建物も国指定重要文化財に指定されており、カフェの他みやげ物も売られています。
「高田本山専修寺」周辺の一身田の街並み
「高田本山専修寺」周辺は、今もなお古風な街並みが残っており、伊勢木綿のお店やカフェ、雑貨店、お菓子屋さんなどさまざまなお店が並んでいます。「高田本山専修寺」にお参りに行く前後に散策するのもおすすめです♪
「高田本山専修寺」は、津市を通る中勢バイパスからも見えるほど存在感があり、近くに住んでいると逆にあまり行かない場所かもしれませんね。過ごしやすいこの時期に、今一度津市が誇る国宝のある「高田本山専修寺」の魅力を再確認しに行ってみてはいかがでしょうか。
■「高田本山専修寺」
住所:津市一身田町2819