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【鹿沼市】112年の石蔵がアフタヌーンティー専門のカフェに。「Kanumarché シカノクラ」

めぐりんりん地域ニュースサイト号外NETライター(日光市など)

鹿沼市睦町に、アフタヌーンティーに特化したカフェ「Kanumarché シカノクラ」が誕生しました。

栃木県内にはアフタヌーンティーができる場所が都内と比べると断然少ないです。嬉しさと驚きを覚えつつ、実際に訪れてみると、感動が広がりました。

112年の歴史をもつ石蔵を活かした内装は、どこか映画「ハリー・ポッター」の魔法の世界を彷彿。訪れる人を非日常へと誘います。

カフェのオープンは2024年6月15日。アフターヌーンティー専門のスタイルで、クラシカルな空間に華やかなティーセットが映える様子は、一見の価値があります。

シカノクラは、演奏会やマルシェなども開催していて、ただのカフェにとどまりません。地域文化と交流を深める場としても魅力を放っています。

入口に入るとまず目に飛び込むのは、整然と並べられたお酒のボトルが輝くバーカウンター。まるで魔法の薬品がそろった棚のように幻想的な空間を醸し出しています。奥の部屋にはクラシックカーが展示。アンティークな雰囲気に包まれた贅沢な場が広がっていました。

アフタヌーンティーは、11時と14時の2部制の完全予約制。2名以上からの利用となります。料金はひとり3850円。事前に電話で予約をしてから訪れました。

最初にドリンクを決めます。5種類のティーが用意。

左からカヌマ紅茶、静岡玉露茶、レモングラス・ローズのハーブティー、ブレンド茶の2種類(カヌマ紅茶とジャスミン・カヌマ紅茶とローズ)です。香りを嗅いで選ぶことができます。

有料オプションで生ローズのトッピングやシカノクラコーヒーコロナビール、ワインなどもありました。いっそう特別な気分に浸ります。

10月下旬に訪問した際には、ローズをモチーフにしたスイーツや和栗のスコーンが並び、豪華なティータイムを楽しむことができました。

特に感動したのは、シカの形をあしらったチーズがローストビーフに添えられていたこと。

店名が「シカノクラ」というだけあって、シカの演出は心くすぐられます。アフタヌーンティーと言えば、スコーンを忘れてはいけません。2種類のうちのひとつは和栗になっていて、モンブランケーキと見間違えてしまうほどの豪華さでした。

シカノクラの空間は、訪れるたびに新しい驚きがある場所です。ハリー・ポッターの魔法の世界に迷い込んだかのような石蔵カフェ。アフターヌーンティー好きにはたまらないひとときをぜひ鹿沼のシカノクラで味わってください。

〈店舗情報〉

店名:Kanumarchéシカノクラ

住所:栃木県鹿沼市睦町1956-2

営業時間:10:00〜17:00

電話番号:0289-74-7711

完全予約制・不定休
駐車場あり

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地域ニュースサイト号外NETライター(日光市など)

栃木県の日光市、鹿沼市、塩谷町を担当しているめぐりんりんです。おいしいものや楽しいことが大好きで、好奇心旺盛な私は、時間を見つけては街を探索し、フットワーク軽くレポートしています。グルメやイベントを通じて、地域のリアルな魅力を発信し、地元の素晴らしさを再発見し共感していただけたら嬉しいです。記事を通じて、皆さんが新しい気づきや考えるヒントを得たり、行動につながる情報を提供できるよう努めています。

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