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採用担当者が知ると得する大学の話・1~「ユニーク学部名を深掘りして双方損」

石渡嶺司大学ジャーナリスト
(写真:アフロ)

◆ついつい聞いてしまう「それって何の学部?」

損するパターン

学生「私は××大学総合政策学部の●●です」

面接担当者「で、その総合政策学部って何を学ぶ学部なの?」

学生「総合政策学部とは…、えー、政治と経済を総合的な…、えーと、えー…」

大卒新卒採用において、大企業であれば面接担当者に対して事前にレクチャーをする。

あるいは、注意事項をまとめた資料を配布する。

その中には、出自や性など差別的な内容は質問してならない、など、NGワード・質問を明記している。

このNGワード・質問に付け加えてほしいのが「それって何の学部?」だ。

この質問、大学事情を知らない社会人であれば聞いてしまいたくなるのは無理もない。

それに出自や性など差別的な内容というわけでもない。

では、この質問をNGにした方がいい理由、というのは簡単で、就活生・企業の双方が損をするだけだからだ。

以下、有料公開部分の項目

◆圧迫面接と勘違いで崩れてしまう就活生

◆「それって何の学部?」質問、メリットもあるが

◆大学の無理な特徴付けで学部数が増大

◆似ていても公平で学生の本質を突く一手

※有料公開部分は1500字

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大学ジャーナリスト

1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。編集プロダクションなどを経て2003年から現職。扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。 大学・就活などで何かあればメディア出演が急増しやすい。 就活・高校生進路などで大学・短大や高校での講演も多い。 ボランティアベースで就活生のエントリーシート添削も実施中。 主な著書に『改訂版 大学の学部図鑑』(ソフトバンククリエイティブ/累計7万部)など累計33冊・66万部。 2024年7月に『夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド』を刊行予定。

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