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秋にオープン!自閉症アーティストGAKUのギャラリー:川崎市高津区

みみライター(川崎市)

南武線高津駅(川崎市高津区溝口)近くに今秋アートギャラリーがオープンすると伺いお話を伺いにいきました!!

ギャラリーに常設されるのは、自閉症アーティストのGAKUさんの作品。すでに多数の団体や企業さんとのコラボの経験を持つ二十歳の若きアーティストです。

コラボ先の一つである岩手県発のアートライフブランド、HERALBONY(ヘラルボニー)は、日本全国の福祉施設に所属するアーティストと共に、新たな文化の創造を目指す活動をしています。GAKUさんの絵がスカーフとして作成。

NYの個展がきっかけで、ニューヨーク発のバッグブランド『Le Sportsac』から声がかかりマンハッタンのお店に絵が展示されたり、春に向けてのコラボを準備したりと、グローバルに活動されています。

高校生の時に岡本太郎美術館に行ったことがきっかけで、「がく、絵描く!」と筆をとり、絵を描き始めたGAKUさん。絵の具を混ぜて色をつくるのではなく、イメージする色をとことん探しだすこだわりがあります。

かわいらしい動物の絵が特徴ですが、実は動物は触れないという意外な一面も。それでも動物園に出向き、鋭い観察力と大胆な色使いで、見ているだけで元気がもらえる作品がたくさん。2021年夏は中目黒、新宿、札幌にも/展示されています。お近くの方は直接見に行かれてくださいね。詳しくはHP(http://bygaku.com)に掲載されています。 

自閉症スペクトラム障害というと、コミュニケーションが苦手な印象がありましたが、実際にお会いしたGAKUさんは、とても人懐っこく、はにかむ笑顔がかわいらしい青年でした。やわらかで大胆なタッチや鮮やかな色合いの絵はどれも大きなキャンパスにエネルギッシュに描かれています。

現在は画集の作成にも精力的に取り組んで、前に前にと進んでいます。
『byGAKU - 20』自閉症アーティストの記念画集プロジェクト

GAKUさんの秋のギャラリーがオープンしましたらまたお伝えさせてくださいね!

まるっこい輪郭が愛らしいホッキョクグマ
まるっこい輪郭が愛らしいホッキョクグマ

GAKUの絵画の才能を開花させた古田ココ(通称:Coco)さん
GAKUの絵画の才能を開花させた古田ココ(通称:Coco)さん

お気に入りの動物園は横浜ズーラシア
お気に入りの動物園は横浜ズーラシア

ココさんから絵ができあがるまでのストーリーも伺えます
ココさんから絵ができあがるまでのストーリーも伺えます

GAKUさんのアトリエ
GAKUさんのアトリエ

byGAKU 2021年秋にオープン!
住所:川崎市高津区溝口(高津駅近く)
HP : http://bygaku.com/
アクセス:東急田園都市線 高津駅

ライター(川崎市)

川崎市麻生区で子育て中のワーママ。学生時代は都内に憧れていましたが、大人になってからは川崎市の魅力にはまっています。

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