コストコのガソリン価格はなぜ安い?理由を解説
年末年始の旅行や帰省に車を利用して出かける人も多いのではないでしょうか?車の利用者の悩みは、高騰したままのガソリン価格ですよね?ガソリン価格を調べていると、コストコのガソリンが安いという情報を得る人も多いと思います。
この記事では車系Instagramでフォロワー7,100人超え、ブログ「やっさん車好きの味方」を運営する生粋の車好きの私が、コストコのガソリン価格が安い理由について解説します。
コストコのガソリン価格について
資源エネルギー庁の11月20日時点での給油所小売価格調査によると、全国平均のレギュラーガソリン価格は1リットルあたり173.7円です。11月28日時点でのコストコアプリからの確認によると、コストコ新三郷店のレギュラーガソリン価格は、1リットルあたり155円です。
173.7円-155円=18.7円と、コストコのガソリン価格が安いという情報が正しいことがわかります。
コストコのガソリンが安い3つの理由
コストコのガソリンが安い理由については以下の3点です。
- 燃料販売のみに特化してコストを抑えているため
- 支払い方法をキャッシュレス限定にして人件費を抑えているため
- 年会費を支払う会員への還元のため
具体的な内容について説明します。
燃料販売のみに特化してコストを抑えているため
コストコのガス・ステーションは、灯油、軽油、ガソリン、ハイオクの燃料販売のみに特化しています。
一般的なガソリンスタンドにある車検やオイル交換、物販などを行っていないため、コストを抑えることができます。コストコのガス・ステーションでの従業員の主な役割は、車の整列誘導です。
支払い方法をキャッシュレス限定にして人件費を抑えているため
コストコのガス・ステーションでの支払いはキャッシュレス限定です。支払い方法はマスターカードのクレジットカードまたはコストコのプリペイドカードのみになります。
現金の取り扱いがないことで、お釣りの受け渡しや現金の管理を行う人員が不要になるため、人件費を抑えた運営を行えます。
コストコのガス・ステーションではセルフ形式のため、タッチパネルでコストコの会員カードと支払いのカードをかざすだけで終わりです。
年会費を支払う会員への還元のため
会員制のコストコは、年会費4,840円を支払っているコストコ会員への還元のため、ガソリンの価格設定が安いです。
コストコへの年会費はコストコの収益になるため、コストコの経営はコストコ会員の満足度と利便性を重視しています。
コストコのガス・ステーションは郊外の広い敷地で、コストコ倉庫店と隣接して建てられています。郊外にあることからコストコ会員の多くは車で来店し、休日だと遠方から時間をかけて来店するコストコ会員も多いです。
コストコ会員にとっては、買い物と一緒に安い価格でガソリンを給油できれば、非常に嬉しいですよね。
コストコのガソリンの品質は保証されている
コストコのガソリン価格が安いため、品質が気になると思いますが、品質は保証されています。
コストコのガソリンは、品質が一定の基準以上であるJIS規格品です。また、「揮発油等の品質の確保等に関する法律」である品確法に基づき、国の認定検査期間へ10日ごとにサンプルを提出して検査を実施しています。
まとめ
この記事では全国平均のガソリン価格より18円も安いコストコのガソリン価格について、安くできる理由を解説してきました。
コストコのガソリンが安い理由は3つあります。
- コストコのガス・ステーションでの販売を燃料販売に特化して、コストを抑えているため。
- ガソリンの支払い方法はキャッシュレス限定です。さらに使用できるカードをマスターカードのクレジットカードとコストコのプリペイドカードの2つに限定することで、人件費を抑えているため。
- コストコが年会費4,840円を支払うコストコ会員への還元を目指し、満足度と利便性を重視した経営を行っているため。
また、コストコのガソリンはJIS規格品であり、「揮発油等の品質の確保等に関する法律」である品確法に基づいた対応により品質が保証されています。
ガソリン価格が高止まりしている状況では、コストコのガソリン価格より安く販売できるガソリンスタンドはなかなかありません。コストコのガス・ステーションの近くに住んでいる方は、車の維持費の軽減になるので積極的に利用してみてはいかがでしょうか。