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【京都市】右京区『源氏物語』ゆかりの「清凉寺」境内にカフェ「ヴァガバァーン」誕生!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

嵯峨「清涼寺」境内に2023年7月27日に開業された茶屋カフェ「Bhagavan」さん。

以前からさまざまな方々にオススメ頂いていたカフェで、ずっと気になっていました♪

窓際のカウンター席は漆塗りの大きな木の一枚板と豪華な内装でこだわりを持った有名な庭師さんにより作られたカフェと聞き、庭師の資格を持ち庭作りを趣味とする私も興味津々です。

京都の観光地としても大人気の嵐山にある「清涼寺」の地は、「源氏物語」の主人公「光源氏」のモデルになったと言われる源融の山荘「棲霞観」があった場所。

「源氏物語」といえば、『高津商会』でもゆかりイベントやドキュメンタリードラマなどで「源氏の間」などに装飾される小道具たちを提供したりと活躍中です!

梅の花が満開、静寂な空気が流れる境内です。

山門をくぐって左側に茶屋カフェ「Bhagavan」が見えます。

「愛宕街道にはかつて茶屋や旅籠が200近く軒を連ねて賑わいました。その復活を願い、人が集まるきっかけになれば」ということで、庭師さんにより運営経営されている「Bhagavan」。

瑠璃光院や「厭離庵」等数々の名庭を作庭した庭師自らが内装や茶屋の前庭を手掛けられているカフェです。

この日は、雨が降って寒い日でした。

朝が早かったこともあり、何時から開くのか聴こうとしたら少し早めに暖簾をかけてくださいました。

店内に入るとすぐにさまざまなグッズがお土産として置かれています。

メニューの名前がそれぞれ、ユニークです。

温かくなるものが頂きたくて、「百萬」小倉あん汁粉をオーダー。

冬には、あんこ汁のようなほっこりするものも提供されています。

焼きたてのお餅に程よい塩味の昆布が美味しいです♪

あっという間に食べ干してしまいました。

まったりゆっくりできる境内のカフェ。

裏には、「聖徳太子殿」がありました。

何度も「清涼寺」さんにはお伺いしているのですが、「聖徳太子殿」があることを初めて知りました!

外でもカフェを楽しむことができるそうです。

「清凉寺」は「源氏物語」の光源氏が造営した「嵯峨の御堂」に目される寺院。

オーナーさんにご挨拶をさせてもらい、共通の知り合いの話をしていると案外、つながりが強いことにお互い驚きました♪

全てはご縁、またタイミングもバッチリだったことに感謝です。

開業前から地元では「清凉寺内にかき氷のお店ができるらしい」と聞いていたので、夏に伺うのも楽しみに♪

通称「嵯峨釈迦堂」と呼ばれている、浄土宗の古刹である「清涼寺」さん。

本堂に安置される本尊の釈迦如来像(国宝)は必見です!

毎年3月15日に、春を告げる「火祭り」である「嵯峨釈迦堂」お松明式が行われます。

お釈迦さまの涅槃会にちなんだ春の恒例行事です。

2024年3月15日 (金)

10:00~ 御松明式は20:00頃~ 嵯峨大念仏狂言15:30、17:00、18:30

嵯峨大念仏は京の三大念仏狂言の一つで、自由に鑑賞できます。

昨年もお邪魔して素敵なご縁をいただきました。

パワースポットでもある「清涼寺」さんのカフェでパワーフードをぜひご堪能くださいませ♪ 

清涼寺
住所;〒616-8447 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
電話;(075)861-0343

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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