【北海道旭川市】日本最北の銀座で長年愛されている「おやき」のお店「おやきの富士屋」
昭和レトロな商店が立ち並ぶ「銀座通商店街」で、昔から市民に愛されているお店が「おやきの富士屋」です。
「おやき」とは北海道弁で、本州では今川焼きや大判焼きと呼ばれる和菓子のこと。
「銀座通商店街」は、平和通買物公園に続いて旭川で2つ目の恒久的な歩行者天国となった商店街。
日本各地に「銀座」とつく地名はありますが、旭川の「銀座通商店街」は日本最北の銀座で、その名前は、昔あった映画館「銀映座」に由来している言われていています。
1917(大正7)年に、旭川で最も古い「第一市場」が開設され、以来旭川市民の台所として親しまれてきました。その後、2001(平成13)に現在のように鳥居の形をした街路灯がある「銀座仲見世通り」として整備されました。
「第一市場」のすぐ横に店を構えるのが「おやきの富士屋」です。
おやきやたい焼きといえば、ここという旭川市民は多いのではないでしょうか。もちろん筆者もその1人です。
いつ創業かは正確に分かりませんが、30年以上前から営業していると思います。
夕方に伺ったので、実際に焼いているところは見れないかと思いましたが、ちょうどおやきもたい焼きも焼いているところでした。
きっと夕飯の買い物のついでに買って帰られる方も多いのでしょうね。
「おやきの富士屋」には、おやきやたい焼きの他に、たこ焼き、ソフトクリーム、かき氷もあります。
一昔前なら、たくさんの高校生が学校帰りに立ち寄っていたのでしょうね。
今回、購入したのはクリームのおやきとあずき(あんこ)のたい焼き。
昔ながらの味わいのおやきやたい焼きは、あんこもクリームも生地からはみ出しそうなくらいにたっぷり詰まっています。
日本最北の銀座ある昭和を感じるおやきやさん。これからも長く営業を続けて欲しいですね。