【沼津市】新年の無病息災を願う伝統行事!大小の竹を担いで練り歩く「おんべこんべ」を見に行ってきた
こんにちは、静岡県沼津市在住ブロガー、ぴんちょすです。
ここでは僕が沼津市で出会った素敵なお店やイベント、美味しいものや楽しいことをシェアしていきます。
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今回は沼津で行われ、「ぬまづの宝100選」にも選ばれている伝統行事「おんべこんべ」の話題。
毎年1月2日に無病息災を願って各地で行われるという行事、実際に見に行ってきました!
というわけで今回やってきたのは沼津市大塚地区。
ちょうどJRの片浜駅と原駅との間に位置するあたりの場所です。
毎年1月2日の早朝に沼津市内で行われるという伝統行事「おんべこんべ」の噂を聞いて、ぜひ見に行ってみたい!と思い早起きして行ってきました。
沼津の魅力を集めた「ぬまづの宝100選」にも選ばれたという行事で、2本の竹を子どもたちが抱えて無病息災を願うというもの。
原地区などで行われているそうで、今回は大塚地区で行われる「おんべこんべ」の情報をキャッチし、実際に見に行ってきました。
朝7:00ごろに三本松バス停付近をスタートし、県道163号線を西に向かって歩く、というコースでした。
この日は天気も良く、また「ぬまづの宝100選」にも選ばれた文化に触れようと、地域外の方が見に来ている姿も大勢見えました。
2本の竹は道路を左右に蛇行しながら西へ進みます。
通りを横切るときには、大人が抱える大きな竹が「うんよー」、子どもたちが抱える小さな竹が「がんよー」というような掛け声をかけながらダイナミックに動きます。
掛け声の「うん」は「運」のことで運気がよくなるように、「がん」は「願」のことで願いが叶うように、といういわれがあるんだそう。
この竹は縁起物とのことで、僕も近くで触れさせていただいたり、実際に抱えて一緒に歩いたりもさせていただきました。
地元の方のお話では(諸説あるそうですが)長い竹が通りを蛇行する姿は龍の尾や蛇の尾になぞらえたものでもあるんだそうです。
西に向かって進む行列は「ウエルシア沼津大塚店」さんのあたりで折り返し、地域の神明宮に向かいました。
竹は神明宮に奉納され、後日行われるいわゆる「どんど焼き」の際に火の中心となるんだそうです。
神明宮境内の樹に立てかけられた竹を改めて近くで見ましたが、本当に立派なものでますますパワーを感じます。
初めて間近に見ることができた「おんべこんべ」から、1年を幸せに過ごすパワーをたっぷりいただけたような、そんな気がしました!
というわけで今回は、毎年1月2日に行われるという伝統行事「おんべこんべ」を見に行ってきました!
今回訪れたのは大塚地区での実施でしたが、周辺の他地域でもそれぞれ少しずつ違った内容で「おんべこんべ」が行われているそう。
少子化などの影響もあり実施する地域も減少傾向にあるそうですが、1年の無病息災を願う行事、来年に向けて改めて注目してみてはいかがでしょうか!
ではまた!
【開催情報】
・おんべこんべ
・開催日:2025年1月2日 早朝(7:00ごろ~)
・〒410-0306 静岡県沼津市大塚
・沼津観光ポータルによる紹介ページはこちら
・「ぬまづの宝100選」公式サイトはこちら
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