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【注意喚起】「Optimizing倉庫」による「送りつけ詐欺」の被害が報告。対処方法も解説

g.O.R.iテック系ブログメディア『ゴリミー』管理人

Optimizing倉庫を名乗る企業による送りつけ詐欺が一部で報告されている。本記事では実際に被害を受けた人物を取材し、実際に起きたこと、被害を受けてしまった場合の対処法を解説する。被害拡大を未然に防ぐ上で役立ててもらいたい。

何が起きたのか

被害を受けた人物は、Amazonマーケットプレイスでヘッドホンを購入。通常価格の半額という大特価で販売されていたという。注文してから到着予定を過ぎても発送されず、一度キャンセルした上で2回目の注文を実行。数日後、Amazonから発送連絡がないまま、同価格の商品がOptimizing倉庫から代引き商品として届いたそうだ。

Amazonはオンラインカード決済のため、代引きで届くことは考えづらい。到着した時点で被害者は「怪しい」と感じたが、実際に届いた商品箱はヘッドホンが入っていないことが瞬時に判断できるほどのサイズ。「箱の感じは、ヘッドフォンなんて入らないぐらいの大きさ(薄さ)で、スナック菓子か?っていうぐらい軽かった」(原文ママ)とのことだ。

Optimizing倉庫から送られてきたらどうすればいい?

被害者に荷物を配送した業者によると、万が一Optimizing倉庫から荷物が送られてきた場合、「受取拒否」が最適解だという。

代引きが送られてくるため、代引きの支払いをしないと開封できない。しかし開封すれば返品自体は不可能になるからだ。

他のECサイト、公式サイトなどでも被害が報告

Optimizing倉庫による被害は2023年から報告されている。またAmazonだけではなく、Yahooショッピングで買った商品に対して被害を被ったユーザーの報告もある。

被害を未然に防ぐためには、販売元や販売サイトのチェックを入念にすることがベスト。欲しいアイテムが安く購入できることに越したことはないが、明らかに度が過ぎた値下げは注意したほうが良いだろう。

Amazonでの買い物の場合、販売元は必ずチェックする習慣を付けておくと良い。Amazon.co.jpと書いていれば安心だ。

出典元、販売元は確認しよう
出典元、販売元は確認しよう

Optimizing倉庫と名乗る業者の販売元住所や他の被害者の報告などは外部サイトにまとめた。興味ある人は読んでもらいたい。

テック系ブログメディア『ゴリミー』管理人

テック系ブログメディア「ゴリミー」を運営管理人。妻、2人の娘、犬(♀)に囲まれて暮らす。日々の小さな発見が誰かのちょっとしたプラスになると信じて日々発信しています。ガジェット情報から子育ての気づきなど、生活に根付いたアイディアを発掘しています。

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