【川崎市】100人までのカウントダウン開始!川崎の人と人が繋がる交流イベント「川崎100人カイギ」
100人100様の生き方に触れる場
「100人カイギ」とは、地域や街で働く100名を起点に人と人とをゆるやかに繋ぎ、都市のあり方や価値の再発見を目的とするコミュニティです。毎回、地域の様々な領域で活躍する人をゲストスピーカーとして招待し、そのゲストが100名に達したら会議を解散する、終わりの決まっている地域交流イベントです。
川崎を拠点とした「川崎100人カイギ」
2019年2月から川崎でもこの「100人カイギ」がスタートしました。これまで川崎を拠点に活動する学生や地元商店の店主、起業家、企業人材、地域団体職員、市議会議員、スポーツ選手など、幅広い職種の方をゲストスピーカーに呼び、現在で87名の方を登壇者に迎え、およそ700名が参加してきました。
VOL.17-2「川崎の街や人を繋ぐ人達」の様子を紹介
2/8(火)にVOL.17-2特別編となる「川崎100人カイギ」が開催されました。
「川崎100人カイギ」VOL.17-2では川崎市役所の徳永詩穂さん、地域クリエイターの冨依勇佑さん、在宅医療ソーシャルワーカーの藤田 杏さんを招き、「川崎の街や人を繋ぐ」それぞれ視点からの活動の話に花が咲きました。
カイギ後の印象や感想について、登壇者それぞれに話を聞きました。
市役所で行う「川崎の街と周りの地域とを繋げる」ハード面でのまちづくりを紹介した徳永さんは「予想以上に橋の建設や土木の仕事に興味を持って頂けたことに驚いた。自身が携わった身近な街の変化に他の方々も興味を持ってくれていることに気づけて嬉しかった。今回の登壇を通して、仕事はもちろん、仕事以外の分野でも川崎の魅力や面白いところを発信していきたい。」と話してくれました。
取材やイベント企画を通して出逢う街やそこに関わる人の魅力を発信し、「地域の情報と人とを繋げる『地域クリエイター』」としての活動を紹介した冨依さんは「実際に街で活躍されている人同士が互いに共感・応援し合える場の素敵さを感じた。ここで生まれた繋がりも活かし、より街を盛り上げていきたい」とカイギへの感想を語ってくれました。
多摩区の在宅医療に力を入れている医療法人にて「地域の人と社会とを繋げる『ソーシャルワーカー』」として活躍する藤田さんは「ソーシャルワーカーという仕事が身近にあるんだ!ということを感じ、いざという時に活用してほしいという想いで登壇した。コミュニケーションの時間には参加者皆さまの身近な介護や福祉についての想いを数多く聞け、非常に勉強になった。」と感想を述べてくれました。
カイギ運営におけるコロナ禍での挑戦
当初は川崎区日進町にあるコミュニティスペース「unico」にて対面開催していましたが、新型コロナウイルス感染症の広まりにより開催延期や規模縮小での開催を余儀なくされました。
しかし、「川崎100人カイギ」ではそんな中でもオンライン開催や少人数のみ対面とを組み合わせて行うハイブリッド型の開催など試行錯誤し、登壇者と参加者の双方向性・主体性を大事にした場となる様にとチャレンジし続けました。
今回もオンラインでの開催となったものの、実験的に「どこまでオンラインで交流できるか?」をテーマに掲げ、ネットワーキングの時間にはオンラインならではの個別空間機能を活用し、参加者同士がより充実したコミュニケーションをとれるよう図りました。
川崎の100人とその先を繋げる
「昔は地域にいる方のことをよく知っていたが、最近ではその繋がりも少なくなってきている。特に都会に住んでいるとそう感じる方も多くいると思う。地域にゆるく繋がる場ができればいいと思い、この活動を行っている。」
「川崎100人カイギ」発起人の千葉憲子さんはカイギ開催への想いを語ってくれました。
「川崎100人カイギ」もあと3回、最終回は2022年7月を予定
「2019年2月の第1回からもう3年、川崎100人カイギでは『ゆるい繋がり』」を大事にこれまで開催してきた。最後はそんな繋がりが広がっていった今の状態を、リアルの場でみんなと共有できれば嬉しい。」
「川崎100人カイギ」の開催もいよいよ残りわずか。千葉さんは最終回に向けた意気込みも話してくれました。
川崎で活躍するバラエティに富んだ人達と出会え、街の新たな気づきが生まれる場に興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。
川崎100人カイギ
主催:川崎100人カイギ運営事務局
公式サイト:https://100ninkaigi.com/area/kawasaki
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/100ninkaigikawasaki/
写真提供:川崎100人カイギ運営事務局より