主婦歴20年以上のあやねぇです。年末年始の9連休を旅行や帰省で過ごしたかたも多いですね。帰宅後に待っているのは面倒な荷ほどき。スーツケースを空っぽにして安心し、スーツケース自体の手入れを忘れがちに。次に気持ちよく使うためにやってはいけない習慣をご紹介します。

1.天日干しをする

内部の殺菌のためにスーツケースを直射日光に当てて干したくなりますね。しかし、日焼けをして色が変わったり、プラスチック製や皮製品などが多く素材が劣化する可能性があるため、短時間の陰干しにしましょう。また、保管も直射日光の当たらない場所を選ぶと安心ですね。

2.そのまま保管する

中のものをすべて出しただけで保管するのはNG。外側は空港やホテルなどさまざまな人の手に触れたり、持ち運んだ場所のほこりやウイルスが付いています。内側も荷物のほこりや着用済みの衣類についた皮脂などが付着しています。放置するとスーツケースの寿命を縮めたり、健康被害を与える原因になるのでお手入れは不可欠です。

外側は水で濡らし固く絞った雑巾で、内側は掃除機や粘着ローラーで汚れを取っておきましょう。

一番汚れているのがキャスター。地面と接していることからゴミが多く付着していて、そのまま放置すると汚れが原因で動きが悪くなることがあります。細かい部分は歯ブラシで、挟まったゴミは手で取り除き、その後拭いておきます。

タイヤを保護する100均アイテム

掃除をしても汚れが気になったり、転がるのを防ぐためにタイヤにカバーを付けています。ダイソーの「車輪ソックス」は1か所に2つのタイヤが付いていても、2つまとめてかぶせられて便利！外れにくく保管時にも安心して使えます。

3.湿気対策をしない

保管している間、内部は密閉されるためしっかりと湿気対策が必要です。何もしないまま放置するとカビが発生することもあるんです。そのため、中に乾燥剤や除湿剤を入れてふたを閉めて、風通しの良い場所で保管するのがベスト。使う機会がなくても、年に1〜2回は開けて空気の入れ替えをしましょう。

また、外側にほこりが付くのを防ぐためにビニール袋に入れて保管するのはNG。湿気を生み、こもることで最悪の環境下に置くことになります。

楽しい旅行のためには手入れも大事

次の旅行で気持ちよく使うためには帰ってからの手入れと保管が大切です。面倒でもやっておくとお気に入りのスーツケースを長く使うこともできます。旅は家に着くまでではなく、スーツケースの手入れまでとして楽しみましょう。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

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