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【横浜市】焼肉屋が作る、粗挽き食感の和牛ハンバーガー 富山発・ショーグンバーガーを赤レンガで 

krayskyライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

「ハンバーガーフェス2023」で赤レンガ倉庫がにぎわう週末(イベントは9月17日16時まで、詳しくはこちらの記事)。行列と暑さに対する耐久力が低い筆者は、残暑を避けて赤レンガ室内へ…。そう、屋外だけでなく、室内にもハンバーガー店はあるのだ!「SHOGUN BURGER(ショーグンバーガー)横浜赤レンガ倉庫店」を訪ねた。

赤レンガ2号館の3階。ハンバーガーフェスの影響もあって、多くの人!シカゴピザの「BUTCHER REPUBLIC(ブッチャー・リパブリック)」と共通の入口となっている。

店舗入り口で、タッチパネルからオーダーする。横浜赤レンガ倉庫店限定の「ナポリタンバーガー」に目を奪われながら、ここは基本のチーズバーガーを…。

調理が完了すると、ディスプレイに受付番号が表示され、キッチンカウンターで受け取る。

富山県の焼き肉店「焼肉ハウス 大将軍」をルーツに持つバーガーブランド。精肉も手掛ける会社で、和牛の仕入れにこだわる。トレイに敷かれたペーパーには「焼肉屋が本気で作ったゴッリゴリの粗挽き和牛バーガー」とある。

これがチーズバーガーのセットだ!フライドポテト付きで、ドリンクはホットコーヒーを選択。

パティは鉄板で押しつぶして焼く「スマッシュ」スタイル。外側はカリカリとよく焼かれていて、内側には肉汁が保たれている。バンズもよくグリルされており、香ばしい。なるほど、和牛の味を最大限際立たせるよう、その他のパーツが構成されている。

肉の挽き加減には、確かな特徴がある。塊を残した、なめらかにしすぎないスネ肉が入り、様々な切り口を楽しめる食感だ。ソースはあっさりとして和風。日本の大人のための食事バーガー、といった印象を持った。

ケチャップとマスタードのほかに、唐辛子を使った「ハイサイソース」がテーブルに置かれている。バーガーにかけてみると、じんわりとした辛みが、和牛の脂によく合う!

こちらはダブルチーズバーガー。バンズの上にあるのは、兜のマークの焼き印。チーズバーガーと同じく、肉そのものの脂身を味わわせる作り。焼肉店にも訪れてみたいと思わせる。

分厚いチーズにも存在感があり、チェダーの香りが和牛を包む。

グルメバーガーとあって、価格帯は高め。たとえば、チーズバーガーにフライドポテトとドリンクのセットで1,800円ほどだ。またファーストフードのバーガーではないので、提供時間は通常のレストラン程度は想定したい。

バーガーのセットでドリンクバーを選択できたり、お店の名前を冠したクラフトビール「SHOGUN BEER」を提供するなど工夫も光る。

サイドメニューの「3種のディップソースポテト」は、「チリミート」「明太マヨ」「バジル」三種類のオリジナルソースがかかったメニュー。バーガーのオーダー後、お店のYouTube公式チャンネルへの登録画面を見せると、これらのソースから1種類をもらえるサービスも。

和牛バーガーでお腹を満たしたその頃、表の「ハンバーガーフェス2023」も盛況。暑さをしのぐパラソルと日傘が広がっていた。

<店舗情報>
SHOGUN BURGER(ショーグンバーガー)横浜赤レンガ倉庫店
住所:横浜市中区新港1-1-2 横浜赤レンガ倉庫2号館3階
アクセス:馬車道駅から徒歩8分、日本大通り駅から徒歩8分
SHOGUN BURGER ホームページ横浜赤レンガ倉庫ホームページ

ライター/東京神奈川行ったり来たり(横浜市)

東京生まれ、東京&神奈川&アメリカ大陸育ち。出版社やメーカー勤務を経て、好奇心とともに東奔西走。好きな言葉は「一石二鳥」「三つ子の魂百まで」。文化/日本語/フィクションとノンフィクション/経済的/すこやかな生活。

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