34歳、身長165cmの元首位打者 同点2ランと決勝適時打でチームの連敗を止める<韓国KBOリーグ>
6日の韓国は顕忠日(戦没者追悼の日)で休日。2試合が14時開始、3試合が17時開始で行われた。
デーゲームのKIAタイガース-ロッテジャイアンツ(クァンジュ)はKIAが1-3で2点を追う6回裏2死三塁で、6番のキム・ソンビンがレフトへ5号2ランホームラン。3-3の同点とした。
8回表、ロッテが1点を挙げて勝ち越すも、その裏KIAは3番キム・ドヨンが15号ソロを放って4-4として再び追いついた。
さらにKIAは2死二塁のチャンスを作ると、打席には同点弾のキム・ソンビン。キム・ソンビンは初球を右中間に運ぶヒットを放って二塁走者が生還。5-4と勝ち越しに成功した。
9回表、KIAは抑えのチョン・ヘヨンが3者連続三振でゲームセット。KIAは連敗を3で止めて、0.5ゲーム差で追う2位LGツインズとの首位交代を免れた。チョン・ヘヨンはリーグトップタイの18セーブ目。ロッテの連勝は3で止まった。
◆「小柄な強打者」
同点弾、決勝打のキム・ソンビンはプロ17年目の34歳。身長165cmの小柄な体格、足を高く上げてタイミングを取る打撃フォームが特徴の右打者だ。2017年には首位打者を獲得。長年チームの中心選手として活躍を続けている。
映像:キム・ソンビンの5号2ラン(KBO公式YouTubeチャンネル)
◇6月6日(木)の結果
・LG 8 - 4 キウム(チャムシル)
勝:ソン ジュヨン
敗:キム インボム
・SSG 4 - 0 サムスン(インチョン)
勝:オ ウォンソク
敗:イ ホソン
・KT 0 - 6 ハンファ(スウォン)
勝:リュ ヒョンジン
敗:オム サンベク
・KIA 5 - 4 ロッテ(クァンジュ)
勝:クァク トギュ
敗:チョン ミル
・NC 4 - 8 トゥサン(チャンウォン)
勝:ブランドン
敗:イム サンヒョン
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◆「ヤン・ヒョンジョンが2000奪三振」
ロッテ戦に先発したKIAの先発ヤン・ヒョンジョンが通算2000奪三振を達成した。リーグ史上2人目。歴代1位はソン・ジンウ(元ハンファ)の2048個。
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。