メルカリ便の送料値上げ 配送料金を節約する方法と他社フリマアプリの送料比較
メルカリ便を利用した場合、私たち出品者が受け取るお金は送料がひかれることになるため手取り(利益)が減少してしまいます。特に影響が大きいのは小さい金額の商品を販売するようなケースですね。メルカリだと300円から出品ができますが、メルカリの手数料と送料を入れたらほとんど手残りがなくなります。
なんとか対策をしたいところですよね。
メルカリの送料値上げの内容
らくらくメルカリ便は、日本郵便をつかった「ゆうゆうメルカリ便」とヤマト運輸を使った「らくらくメルカリ便」の二つがありますが、両方とも値上げされます。
ゆうゆうメルカリ便
- ゆうパケット:200円 → 230円
- ゆうパケットポスト:200円 → 215円
- ゆうパケットプラス:375円 → 455円
- ゆうパック60サイズ:700円 → 770円
- ゆうパック80サイズ:800円 → 870円
- ゆうパック100サイズ:1,000円 → 1,070円
らくらくメルカリ便
- ネコポス:175円 → 210円
- 宅急便コンパクト:380円 → 450円
- 宅急便60サイズ:700円 → 750円
- 宅急便80サイズ:800円 → 850円
- 宅急便100サイズ:1,000円 → 1,050円
- 宅急便120サイズ:1,100円 → 1,200円
- 宅急便140サイズ:1,300円 → 1,450円
- 宅急便160サイズ:1,600円 → 1,700円
- 集荷サービス:30円 → 100円
特に小額商品をネコポスで送っていたという人にとってはちょっと厳しい値上げかもですね。
300円
▲手数料:30円
▲ネコポス:210円
荒利益:60円
となりますので、資材価格なんかも入れたら小額出品が割に合わない感じになりそうです。
メルカリ便の値上げに対する対策はある?
対応として一番手軽なのは「メルカリ便を使わない」というものです。影響が大きいのはおそらく小額の出品かと思います。
定型郵便を使う
定型郵便(一般的な封筒)に入るサイズなら定型郵便で送ることができます。
- 25g以内:84円
- 50g以内:94円
定形外郵便を使う
そういう商品であれば定形外郵便を利用する方が安くつくケースが多いはずです。軽くて小さいサイズ(一般的な角2の封筒に入るサイズ 長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm)であれば重量による料金となります。
- 50g以内:120円
- 50g超100g以内:140円
厚みも3cmまでいけます。
追跡ができない&匿名配送が使えない
この方法だと追跡ができないという点と、匿名配送ではないという点がデメリットになります。
まず第一に普通郵便は追跡ができませんので、万が一の郵便事故の際に相手(落札者)に対して抗弁する手段がありません。普通郵便物であっても調査をすることはできますが、確実性は劣るのと、受け取ったのに受け取っていないと言われてしまうとどうしようもありません。
また、匿名配送でないため、買い手(落札者)、売り手(出品者)の双方がお互いに住所バレすることになります。住所と氏名については両方がそろうと場合によっては悪用されてしまうケースがあるという点が挙げられます。落札者も住所バレすることを嫌がって匿名配送でない出品者からは購入しないという人も一定数いらっしゃいます。
こういった意味で、多少送料が安いからといって普通郵便に切り替えるのはちょっと微妙かもしれません。
他のフリマアプリに乗り換えるのも一つ
日本国内ではメルカリが強い、フリマアプリですが、楽天の「ラクマ」やYahoo!JAPANの「PayPayフリマ」もあります。
ラクマ
- 手数料:6.6%
- ネコポス:200円
- 宅急便コンパクト:530円
- 宅急便60サイズ:800円
- 宅急便80サイズ:900円
- 宅急便100サイズ:1150円
- 宅急便120サイズ:1350円
- 宅急便140サイズ:1550円
- 宅急便160サイズ:1800円
送料自体はもともとメルカリより高め。一方で販売手数料が6.6%とメルカリより安くなっています。
PayPayフリマ
- 手数料:5%
- ネコポス:170円
- 宅急便コンパクト:380円
- 宅急便60サイズ:700円
- 宅急便80サイズ:800円
- 宅急便100サイズ:1000円
- 宅急便120サイズ:1100円
- 宅急便140サイズ:1300円
- 宅急便160サイズ:1600円
手数料、送料ともにお安いですね。還元などのキャンペーンも積極的なので活用してみるのも手かと思います。
これを機会に、ラクマやPayPayフリマを使ってみるのもいいかも
これまでメルカリ一本でフリマアプリで出品をしてきた人も多いかもしれません。なんだかんだで売れるフリマアプリですからね。
一方で今回の送料値上げを一つの機会としてほかのフリマアプリも一度使ってみるのもいいかもしれませんよ。それぞれのフリマアプリの特徴や特性を踏まえて、それぞれを使い分けてみるのもありかと思います。
詳しくは「おすすめのフリマアプリのお得な使い方 メルカリ、ラクマ、PayPayフリマの比較と使い分け」の記事も参考にしてみてください。
筆者について
しょうこちゃん@ポイント投資家
ポイ活と投資を組み合わせたポイ活投資を実践しているポイント投資家。キャッシュレスやポイントを活用することで証券会社、銀行を活用して資産運用や資産形成をより効率的に行っています。ポイントを利用したお得な貯金や投資術などを実際に自分自身で試しながら日々研究しています。
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