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創業93年の米穀販売の「アサヅマ」 ご飯に合う新商品開発とおにぎりの配達も開始しました!(札幌市)

吉川雅子野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

宝石米のアサヅマ」といえば、札幌市民はお米の配達をしている会社だと理解している人がほとんどというくらい有名な会社です。創業93年の老舗会社が、9月1日、自社のオリジナル商品の「okazumiso(おかずみそ)」を開発し、10月1日にはそれを使ったおにぎりの配達も始めました。無添加で美味しい「okazumiso(おかずみそ)」を一度、お試しあれ!

お米のことといったら「アサヅマ」!

「宝石米のア・サ・ヅ・マ♪」というCMソングが耳に残っている年代の方もいると思います。そう、1928(昭和3)年から米穀販売を行い、現在は、札幌市内全域と北広島市、江別市、石狩市の一部エリアの一般家庭に配達料無料で届けています。

市内でこの車をよく見かけますね!
市内でこの車をよく見かけますね!

社内には信頼のおけるお米マイスターもおり、最近人気のある北海道産米のほか、オリジナルのブレンド米や国内のブランド米、さらに最近はアスパラガスやミニトマトなどの野菜など、販売アイテムも増えました。

お米に合うオリジナル商品の開発!

3代目社長に朝妻史江氏が就任し、「そろそろ当社のオリジナル商品を作りたい」ということで開発プロジェクトがスタート。

最初から「宝石米と健康を提案するアサヅマなので無添加の商品である」ことを視野に入れ、試行錯誤で1年以上の時間をかけ、さまざまな試作品を試して、やっと美味しさと無添加を両立させた納得の商品が完成しました。

ネーミングもいいですね
ネーミングもいいですね

それが、「okazumiso(おかずみそ)」。200g1,080円です。中には「豆葉」という干豆腐も入れ!、こだわりの味噌にたっぷり入ったシソのいい香りと甘辛い味がご飯によく合います。

私はokazumisoを調味料代わりに使って簡単料理をしてみました。

レンチンしたメークインにそのまま塗って白ごまをふりかけました
レンチンしたメークインにそのまま塗って白ごまをふりかけました

okazumisoとマヨネーズを混ぜたものとピーラーでスライスしたニンジンを和えたサラダ
okazumisoとマヨネーズを混ぜたものとピーラーでスライスしたニンジンを和えたサラダ

豚肉とセロリとパプリカを炒めてokazumisoで調味しました
豚肉とセロリとパプリカを炒めてokazumisoで調味しました

味が完成されているので、野菜のディップにもいいですし、いつもの味とちょっと変えたい料理に便利ですね。

こだわりのおにぎりを販売!

「お客様にいろいろなお米を試してもらいたい」と考え、10月1日から、その時々のオススメのお米を使っておにぎり販売をスタートしました!

お米も具材も海苔もこだわりのおにぎりです
お米も具材も海苔もこだわりのおにぎりです

創業91年老舗仕出し屋「丸元」とのコラボで誕生! 丸元ではお米をガス釜で炊き、瀬戸内海のAランクの海苔を巻いている無添加の安心・安全のおにぎりとなりました。

吸水作用や調湿作用があって食品の鮮度も保ちやすくなる「経木」を使っており、こだわりを感じます
吸水作用や調湿作用があって食品の鮮度も保ちやすくなる「経木」を使っており、こだわりを感じます

お米は東神楽産の新米ゆめぴりかを使用し、具はアンケートで1番人気だった「」(根室産紅鮭)と先ほどのokazumisoの2種入り(580円)です。アサヅマだからこその組み合わせですね。

okazumisoは温かいご飯だけではなく、おにぎりにも合います!
okazumisoは温かいご飯だけではなく、おにぎりにも合います!

おにぎりもokazumisoも、お米同様に市内に配達しています(おにぎりは平日のみで、完全予約制)。電話(011-511-2411)とLINE(id:@ejo1635d)にて。

お米だけではなくおにぎりやokazumisoも配達!
お米だけではなくおにぎりやokazumisoも配達!

新米のこの季節。美味しいご飯だから、シンプルにお米の美味しさを味わうのもいいですね。

<宝石米のアサヅマ>

*住所:札幌市中央区南7条西6丁目

*Tel:011-511-2411(代表)

*公式ホームページはこちらをご覧ください

野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

札幌市在住。「野菜ソムリエ上級プロ」。ほかにも生産者のブランディングをする「青果物ブランディングマイスター」、地域の食をツーリズムに生かす「フードツーリズムマイスター」などの資格を有する。「簡単におうちで野菜たっぷりな料理をしよう!」をモットーに料理教室やワークショップなど食に関する話題提供や、野菜や果物を使った商品開発やメニュー開発、アグリツーリズム企画なども行っている。また、原田知世・大泉洋主演の映画『しあわせのパン』では、フードスタイリストとして映画作りに参加。著書:『北海道チーズ工房めぐり』『野菜ソムリエがおすすめする野菜のおいしいお店』など。

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