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【京都市】北区 鷹峯芸術村(光悦村)の『光悦寺』から圧巻の景色と「光悦垣」と「本阿弥光悦の墓」参り♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

江戸初期の文化人である「本阿弥光悦」。

1615年(元和1)徳川家康から与えられた土地が『鷹峯』です。

『鷹峯』で本阿弥光悦は一族や知己と移り住み芸術村を営みました。

『鷹峯』に草庵を結び、法華題目堂を建てたのが起こりである『光悦寺』。

もみじに覆われた光悦寺の参道は特に新緑の青紅葉の時は圧巻!

山道の写真は撮影不可ですのでご留意ください。

光悦寺』の山号は大虚山、日蓮宗の寺です。

ご本尊は十界大曼荼羅です。

元和元年(1615)に徳川家康から与えられたこの地に草庵を結び「法華題目堂」を建てたのが起こりでした。

『鐘楼』を通り、受付で入山料をお支払いします。

『高津商会』の小道具たちが本阿弥光悦さんゆかりのお話しなどで、日本映画やドラマやドキュメンタリーなどお世話になっております、とお話しします。

海抜160mという京都タワーとほぼ同じ高さに位置する『光悦寺』。

今の季節はとにかく新緑がとっても美しい♪

三巴亭というお茶室が見えました。

境内には7つの茶室があります。

大虚庵」が光悦が八十歳で亡くなるまで、晩年を過ごしたとされる場所に建った茶室だそう。

光悦好みの竹垣である『光悦垣』や、数多くの茶室の中には木村清兵衛小川治兵衛が携わったものだそうです。

『光悦寺』は、本阿弥家の先祖供養が行われていた位牌堂(位牌所)があった場所といわれています。

展望台からの眺めは圧巻!

境内から眺める鷹峯三山と京都市内の景観は圧巻です。

北区から「清水寺」などのある東山の方まで見れるそうです!

光悦没後に、本法寺(ほんぽうじ)の日慈(にちじ)上人を開山に請じて寺に改めた『光悦寺』。

本阿弥光悦のお墓もあります。

本阿弥家は代々刀剣鑑定の名家でした。

本阿弥光悦の墓は、昭和になって光悦研究家によって発見されたそうです。

光悦ゆかりの人の墓石もあります。

アメリカ人蒐集家・チャールズ・ラング・フリーア(1854-1919)の記念碑がありました。

日本だけでなく、アジアの芸術品、工芸品などをスミソニアン博物館に寄贈した人です。

庭園内から鷹ヶ峰・鷲ヶ峰が、そして遠くには東山三十六峰の山並みが見渡せる『光悦寺』。

青紅葉の時期は特に、静寂で素敵な時間を過ごさせてもらえますよ♪

光悦寺
住所京都市北区鷹峯光悦町29
時間8:00~17:00(紅葉時8:30~17:00)
※11月10日~13日は拝観不可
TEL075-491-1399

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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