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【倉敷市】空間そのものが作品?いつもと違う展示「AM倉敷 vol.17 高松明日香」は4月14日まで

戸井健吾倉敷とことこ代表(倉敷市)

美術館といえば、額におさめられた絵画が整然と並んでいるイメージが強いです。

日常的に美術館に足を運ぶわけではないので、固定観念を持ちがちなのかもしれませんが、そのイメージをぶち壊された企画展が現在大原美術館で開催されています。

画家の高松明日香(たかまつ あすか)さんの作品と、大原美術館所蔵作品がコラボレコーションした、「AM倉敷 vol.17 高松明日香」を紹介します。

会期は4月14日(日)までです。

大原美術館内は通常、撮影禁止です。今回は特別に撮影許可をいただいています。

「AM倉敷 vol.17 高松明日香」とは

AM倉敷は「Artist Meets Kurashiki」の略称で、画家・彫刻家以外に、身体表現・映像表現など幅広いアーティストを対象とし、アーティストが倉敷との出会いを通じた作品を制作し公開をおこなう、大原美術館が現代作家を迎える事業の一つです。

17回目は「高松明日香 ― 光は世界を駆け巡る」で、本来2020年4月~7月に開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で延期となりました。

4年間の延期を経て、作品も追加され、2024年2月17日(土)〜4月14日(日)の期間で開催中です。

空間そのものが作品?

大原美術館には仕事でもプライベートでも、今は年に何回も足を運びます。

このためちょっと「慣れ」みたいなのもありましたが、館内に入った瞬間に驚きました。

アート作品は基本的に「1つ」で完結しているものだと思っていましたが、作者が異なり、しかも不規則に並べられたような展示。

あえて言えば壁面、または空間そのものが作品であるような感覚です(僕の主観です)。

画家の高松明日香さんは「漫画のコマみたいなイメージ」と語ります。

「なるほど」と思うと同時に、初めて美術作品って面白いという感覚を持ちました。そういう魅力が僕にはあったんです。

週末は大原美術館へ

正直なところアートに強い関心がない僕が、初めて面白いという感覚をもったのが「高松明日香 ― 光は世界を駆け巡る」です。

ある程度の頻度で美術館に足を運んでいる方も、そうでない方もここまで読んで気になったなら、週末は是非大原美術館に足を運んでみてください。

会期は4月14日(日)までです。

▼倉敷とことこでは高松明日香さんへのインタビューなどより詳しく紹介しています
AM倉敷 vol.17 高松明日香 ― 光は世界を駆け巡る 〜 作品と作品のコラボに込められた「フック」を探してみよう

【日時】
2024年2月17日(土)から4月14日(日)
午前9時〜午後5時
【場所】
大原美術館
岡山県倉敷市中央1-1-15
【料金】
大人:2,000円
高校・中学・小学生:500円
【詳細】
AM倉敷(Artist Meets Kurashiki) vol.17 高松明日香 ― 光は世界を駆け巡る

倉敷とことこ代表(倉敷市)

平成30年7月豪雨をキッカケに地域コミュニティWebメディア「倉敷とことこ」を立ち上げ、現在は「一般社団法人はれとこ」という団体の代表をしながら、システムエンジニアの仕事をしています。グルメ・観光ネタから福祉や市民活動まで。倉敷に関わる出来事やスポットはもちろん、「倉敷の秘境 」までメディアでは紹介しきれない情報を、自由なスタンスで紹介します。

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