【四国地方】9日(金)~は台風14号や秋雨前線の影響で大荒れのおそれ
四国地方は9日(金)から11日(日)ごろにかけて、秋雨前線や台風14号の進路によっては太平洋側を中心に大荒れの天気になる可能性があります。きょう6日(火)やあす7日(水)日中の晴れ間を有効にお使いください。
台風14号が発生中
きのう5日(月)に日本の南で台風14号が発生し、ゆっくりと日本付近に向かって北上していると見られます。今後、勢力を強めながらさらに北上し、平均風速25メートル以上の暴風域を伴う見込みです。
台風が70%の確率で到達すると予想される範囲を示す予報円はかなり大きく、まだ進路が明確に定まっていない状況ではありますが、今の所10日(土)から11日(日)ごろにかけて四国地方に近づく可能性があります。
四国の各気象台が発表する早期注意情報では、四国地方は9日(金)から10日(土)にかけて大雨・暴風や波浪警報が発表される可能性が「中程度」と発表されています。
台風接近予想日時より前から大雨の可能性
なぜ台風が接近する可能性がある10日(土)からではなく、その前の9日(金)から警報級の可能性があるのかというと、四国付近には秋雨前線が停滞する可能性があるためです。もし台風が近づかない予報に変わったとしても、台風周辺の湿った空気が秋雨前線を刺激して、四国地方は太平洋側を中心に雨脚が強まり、大雨になるおそれがあります。
早ければあす7日(水)夜には太平洋側から雨が降り出し、週末にかけて同じような所で雨が続く可能性があります。今週は台風14号・雨や風などの最新情報に注意し、きょう6日(火)やあす7日(水)日中の晴れ間を有効に使うとよさそうです。
【参考】