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【神戸市中央区】防災・減災を楽しむ学ぶ、夏休み防災未来学校7/22から実施「人と防災未来センター」

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

阪神・淡路大震災の経験と教訓を後世に伝える災害ミュージアム「人と防災未来センター」では、夏になると毎年恒例の「夏休み防災未来学校」が実施されます。2022(令和4)年は7月22日(金)から8月31日(水)まで。 防災・減災について楽しく学べるプログラムの受付は7月15日から開始されているので、気になる方は早めにチェック!2021年にリニューアルオープンした施設も必見ですよ。

「地震の周期を学ぶ ゆらゆら3兄弟をつくろう!」「地理情報システム(GIS)によるグラフィックマップづくりを学ぼう!」など様々なプログラムがあり、多くのプログラムは事前申し込み制。「サバイバル!手作りラジオに挑戦しよう!」の締切は7月18日なので、体験してみたい方は急いで申し込みましょう。

「人と防災未来センター」は、震災発生の瞬間を再現した映像上映(1.17シアター)や被災者から提供された震災関連資料展示など、1995年に発生した阪神・淡路大震災がどのような災害だったのかを知ることができる展示がメインでした。

2021年6月には東館3階を全面リニューアルし、「BOSAIサイエンスフィールド」がオープン。自分で考え、判断し、行動できる力を身につけることができる体験展示が新たに加わり、年齢を問わず、災害、防災・減災について幅広く学ぶことができる防災学習施設になりました。

これは、自分自身が高気圧となって台風の進路を誘導する「ウェザーウォーク」。実際にやってみましたが、うまく誘導できずなかなか難しかったです。

こちらは、災害時の様々な場面を体験できる映像空間でクイズに答え、命を守る最善の行動力を身につけることができる「クエスチョンキューブ」。他にも、リアルに再現された住居やコンビニで避難行動トレーニングを行う「ミッションルーム」、地震や津波、風水害の現場を360度広がるVR映像と音声で体験する「ハザードVRポート」などがあります。

「夏休み防災未来学校」では、「BOSAIサイエンスフィールド」を体験できるツアーも、7/22(金)、7/23(土)、8/3(水)、8/4(木)に実施。

1Fにある「こころのシアター」では、2022年4月5日から新規作品オリジナル映像「にげよう-大切な命を守るために-(語り:下野紘)」を上映。

私はこの施設がオープンした時に一度訪れましたが、リニューアル後は、大人だけでなく子どもも楽しめる施設に大きく生まれ変わった印象。阪神・淡路大震災の記録を後世に伝えるだけでなく、体験展示を通じて防災・減災を学ぶことができる施設になったので、一度訪れた方も、是非お子さんと一緒にもう一度訪れてほしいなと思います。

「夏休み防災未来学校2022」の各プログラム詳細と締切日は、こちらの公式サイトのプログラム一覧をご覧ください。申込みもこちらからできます。

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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