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好かれる部下がやっているたった5つの法則

コミュニケーションマナー講師 松原奈緒美株式会社EXSIA 代表取締役 コミュニケーションマナー講師

上司と部下とのコミュニケーションには、双方が悩みを抱えていることも多くあります。

ここでは「部下力」の基本として、好かれる部下がやっている5つの法則をご紹介します。

①自ら明るく挨拶する

挨拶はコミュニケーションの第一歩。挨拶の質を変えるだけでも、上司の部下に対する印象は変わります。

これまで気にしていなかった方は、意識的に印象の良い挨拶を心がけてみましょう。

「今日はやる気があるな」「がんばってるな」など、ポジティブな印象をお持ちいただけます。

②良い返事

当たり前のことですが、返事はとても重要です。

呼ばれた際、指示を受けた際には「はい」と明るく返事をしましょう。

③早めの行動

時間は、印象を左右する重要な要素です。時間を守るだけではなく、早めの行動を心がけるとよいでしょう。

例えば、提出物。締め切り間際に出す人よりも、早めに出す人の方が、

・仕事が早い

・モチベーションが高い

と思われますし、上司もとりまとめやチェックなどの時間に余裕ができるので、結果的に上司にも配慮ある行動と思われます。

朝の出勤、集合時間なども同じです。

時間管理力があり、早めの行動がとれる方は、

・準備力がある

・良いパフォーマンスにつながる

・やる気があるなどの良い印象を与える

・安全に行動できる

逆に、遅刻がちな方や、ギリギリ行動をする方は、

×面倒くさがり

×物事を先延ばしにしやすい

×集中力がない

×ミス、ロス、事故につながりやすい

という特徴があります。

④ 報連相は上司に聞かれる前にする

上司は部下の仕事の進捗を気にしているものです。

特に、新人・若手や、新しい仕事を任されたときなどは、こまめにする必要があります。

上司から「〇〇の件、どうなっている?」と聞かれたら、あなたの報連相が遅いという事です。

また、相談上手は上司に、「やる気がある」「頼ってくれてうれしい」「なんでも教えよう」と思っていただけます。

⑤何事もポジティブに返せる

仕事でのコミュニケーションでは、「未来に向かった」「良い返事」を相手は求めているものです。

例えば、ミスをした時、上司から「なぜできなかったんだ?」と聞かれたら、あなたならどう答えますか?

「〇〇だからできませんでした」と答えていませんか?

これは質問の答えとしては正しいのですが、上司は言い訳しているように感じることがあります。

なぜならば、上司は常に前向きな答えを求めているからです。

「今回は〇〇でしたが、今後は△△させていただきます」

などと、未来に向かった前向きな言葉を添えると、上司に良い印象を与えることが出来ます。

他にも、やったことがない仕事を任される際などは、迷惑をかけてはいけないと思うあまり、ネガティブな返し方をしてしまう方もいるのではないでしょうか。

不安があるのは当たり前ですが、期待があるからこそ上司は言ってくださるのです。常にポジティブに受け止めて返すように心がけましょう。

いかがでしょうか。

当たり前のことですが、その当たり前を磨くことで、さらなる信頼につながるものです。

株式会社EXSIA 代表取締役 コミュニケーションマナー講師

マナー・コミュニケーション領域の専門家として、研修・講演講師として活躍。年間登壇本数150本、受講者延べ人数は35000名(2020年現在)を超える。特に評価の高い「立ち居振る舞い」と、豊富な具体例、的確なフィードバック、ユーモアとパワーある講演進行が好評。NPO法人 日本サービスマナー協会ゼネラルマネージャー講師。国内外のテレビなどメディア取材や出演多数。著書「新しい生活様式・働き方対応ビジネスマナー100」新日本法規出版。

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