【岐阜】日替わりの自家製『焼干し』と選べる3種類の醤油ダレを合わせた絶妙な醤油ラーメン!
どうも、奈良から全国のラーメンを食べ歩くTAR-KUNです。
今回ご紹介するお店は、東海エリアを代表すると言っても過言ではない、岐阜市にお店を構える超個性的なラーメン屋さんです。
お店の名前は【麺切り 白流】。
2018年に岐阜県瑞穂市で創業し、2023年3月に現在の岐阜市折立へ移転オープンされました。
ご主人は岐阜県のご出身で、都内のフレンチレストランなどで経験を積んだ後、関市の名店である【麺屋 白神】で長年修業をしたのち独立されました。
コチラの特徴は、なんと言っても日替わりで提供される”自家製の焼干し”で作られたスープ。
そのラーメンが評判を呼び、ミシュランガイド「愛知・岐阜・三重版」の掲載に加え、「第8回究極のラーメンAWARD」では総合グランプリを受賞されるなど、名実ともに岐阜を代表するお店となりました。
お店は、岐阜大学からも程近い岐阜市折立にあります。
岐阜駅からは7キロほど離れていて、駐車場は広々とスペースが用意されているので車でのアクセスがオススメ。
他店よりも開店時刻は少し早く、10時にオープン。
店頭には記入用紙も出されていましたが、店内には空席もあってすぐに入る事ができました。
ボックスのテーブル席とカウンターのあるモダンな落ち着いた店内。
オープンキッチンでご主人が真剣にラーメンを作られています。
◆焼干しそば
超多加水のツルモチッ食感の自家製手揉み麺は、ズルズルとした啜り心地の良さとモチッとした弾力で存在感抜群。
こちらの特徴である日替わりの出汁。
訪れたこの日は
ズワイガニ40
真鯛焼干し30
カキ30
で作られており、ファーストインパクトはまろやかな口当たりとズワイガニの甲殻類特有の香りが鼻腔を包み、牡蠣の由来の旨味と香りが口に広がります。
鯛は白身の上品な味わいとコクが土台となり、タレは主張し過ぎず出汁を引き立てたバランスでこの個性的な味を纏めます。
白流さんではタレも醤油、白しょうゆ、しょっつるの3種類が用意されていて、醤油をチョイスしましたが他の味わいも試してみたくなります。
自家製焼干しの香りと旨味の詰まった出汁は絶品で、一口一口で素材の顔色を楽しめる、食べ手としても面白みのある味わい。
チャーシューにも抜かり無いこだわりがあり、しっとりと柔らかく仕上げられた炭焼きの焼豚。
メンマは素朴ながらコリコリとした食感で名脇役。
◆本日のフライ
気になっていた日替わりのフライも注文しましたが、この日は穴子のハーフサイズ。こちらはフライヤーで揚げ立ての熱々が提供され、ふっくらとした穴子にサクサククリスピー食感の衣が絶妙。
塩やソース、自家製のタルタルソースで味わえて、大変美味しいです。
素晴らしい個性に溢れ、このお店にしか取り組めないラーメンで素晴らしかったです。
過去2回訪れていますが、毎回感銘を受ける岐阜の名店です。
岐阜県を訪れた際は、是非立ち寄ってみてください。