【氷見市】氷見で水揚げされた ぶりをいただきました! とろける美味しさ、冬の味覚の王者です
氷見漁港で水揚げされる冬の味覚、鰤(ぶり)をもう召し上がりましたか? この季節の楽しみという方もきっと多いはずです。今年(2023年)の鰤は、脂の乗り方が美しく、しつこくなく美味しいと漁業関係者の方も太鼓判です。射水市で鮮魚店を営む安谷さんは「ここ数日で一気に水揚げ量が増えて、脂の乗った鰤が市場に増えた。ひみ寒ぶり宣言が出ていないこともあって、この時期のぶりとしては浜での価格も市場価格も安すぎる。今のうちにいっぱい地元の人に買って食べてもらいたい。」と、おっしゃっていました。氷見漁港、新湊漁港の漁を知り尽くすプロから見ても珍しいことのようです。
この一皿分で、安谷さんから約1,000円で購入しました。例年の12月中旬の氷見産の鰤なら、この半分ほどで1,000円くらいなので、確かに安い!
キラキラ輝く美しい締まった身ですよ。お味はもちろん、脂が乗って、口の中でとろける美味さですが、脂がしつこくないので、いくらでも食べられそうです。
規定の大きさを満たした寒ぶりが安定して出荷されるようになると「ひみ寒ぶり宣言」が出されます。このひみ寒ぶりが県外へ出荷されたり、ふるさと納税での返礼品となり、氷見市への大きな収入になるとのことです。宣言が出されないことで、返礼品の受付を一旦停止したり、困ったことも起きているようです。氷見市内の土産物店に勤務する女性は「宣言が出なかった年もあったから心配している。観光客の方も、ひみ寒ぶりを目指して来られるので、早く期待に応えられたら。」と話されていました。
宣言が出されないのは、心配もありますが、高級品である氷見の鰤が安価に家庭でも気軽に食べられるのは、とてもレアな現象です。家庭やお店で美味しい鰤をいただきながら、宣言が出されることを祈りましょう。