和泉市葛の葉町にある「信太森葛葉稲荷神社 （しのだのもりくずのはいなりじんじゃ）」は、陰陽師・安倍晴明ゆかりの神社として知られています。信太森葛葉稲荷神社は、JR阪和線北信太駅から歩いて5分ほどの所にあります。

JR阪和線北信太駅西口を出てすぐ目の前にある鳥居をくぐり、さらにその先にも立ち並ぶ鳥居を順にくぐって進むと神社まで簡単にたどり着けます。

5分くらい歩くと、右手に静かな佇まいの神社が見えてきます。陰陽師・安倍晴明が信太の森の白狐を母として生まれたという「葛葉伝説」の舞台として知られている神社で、正式には「信太森神社」 といい、通称「葛葉稲荷神社」と呼ばれているそうです。

創建は、和銅元年（708年）です。神社には 安倍保名と葛の葉姫の恋物語が言い伝えられていて、現在でも歌舞伎や文楽において語り継がれているそうです。

信太森葛葉稲荷神社には樹齢約2,000年の楠の巨木があります。これは和泉市の天然記念物に指定されているそうですよ。

楠の枝ぶりが四方に繁茂しているので千枝（知恵）の楠、また、木の幹が根元より2つに分かれているので夫婦楠とも言い伝えられていて、学業成就や良縁祈願を願う参拝者が多く訪れるそうです。

信太森葛葉稲荷神社

住所：和泉市葛の葉町1丁目11-47
電話：0725-45-7306