秋と言えば、読書の秋。
令和6年8月1日からスタートした名古屋市図書館『赤ちゃんへの絵本プレゼント事業』をご紹介します。

赤ちゃんの図書館デビューを記念し、図書館司書が選んだおすすめ絵本の中から1冊プレゼントされるというものです。

絵本プレゼントの対象者は？

１～３の 全てが当てはまる方が対象です。

1. 令和６年４月１日以降に生まれた赤ちゃん（３歳未満）
2. 名古屋市在住
3. 初めて赤ちゃんの図書館の貸出カードを作る（または作った）

ロングセラーの名作絵本がもらえる

もらえる場所は、名古屋市図書館（鶴舞中央・千種・東・北・楠・西・山田・中村・瑞穂・熱田・中川・富田・港・南陽・南・守山・志段味・緑・徳重・名東・天白）及び自動車図書館（市内100か所以上の巡回駐車場）。

赤ちゃんの名前・住所・生年月日が確認できるもの（母子手帳や健康保険証、マイナンバーカードなど）を持って、図書館窓口へお申し出ください。

名古屋市図書館司書が選んだ以下の絵本から、1冊選べます。

• 『くだもの』平山和子／作 福音館書店
• 『ぴょーん』まつおかたつひで／作・絵 ポプラ社 　
• 『ぞうくんのさんぽ』なかのひろたか／作・絵 福音館書店

『くだもの』は 1981年、『ぴょーん』は2000年、『ぞうくんのさんぽ』は1977年発売と、長く愛されてきた絵本たち。
いずれも絵を見るだけで楽しめる、初めての絵本としてぴったりです。

利用状況は？

教育委員会事務局 鶴舞中央図書館ご担当者様に、現在の状況をお伺いしました。

絵本プレゼント事業が開始した８月は猛烈な暑さだったためか、外出を控えた方が多かったのでしょうか。
９月に入ってから、登録者がより増えているようですね。

絵本の読み聞かせは、親子のコミュニケーションにもおすすめ。
まだ内容を理解することができなくても、お膝に抱っこの温もりや、優しい表情や声は十分伝わりますよ。
自分自身の子育てを振り返っても、乳幼児期の絵本の読み聞かせは、幸せな親子時間だったなぁと思います。

『図書館としては、赤ちゃん絵本プレゼントをきっかけに、親子でたくさんの絵本を楽しんでいただきたいと考えております。』（教育委員会事務局 鶴舞中央図書館ご担当者様）

赤ちゃんとのお散歩にもちょうどよい季節になりましたし、図書館では乳幼児向けおはなし会もあります。
ぜひ、お近くの名古屋市図書館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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