【伊勢崎市】10/27老舗和菓子屋さんの魅力にふれる「本町和菓子ストリート」開催! 次回の開催は?
2024年10月27日(日)、伊勢崎市本町通りにある和菓子屋さんの自慢の味を一度に楽しめる「本町和菓子ストリート」が開催され、街を歩きながらイベントを楽しむ多くの人で賑わう一日となりました!
9月28日、29日に行われたいせさきまつりでも賑わった本町通りには、なんと8件もの老舗和菓子屋さんがあり、初めての開催となった今回は、そのうち6件の和菓子屋さんが参加。イベント限定の和菓子や実演も用意され、それぞれのお店の魅力と美味しさにふれる、素敵な時間となりました。
この道一筋、職人気質だけれど、気さくなご店主が作る練り切りや饅頭が魅力の「里美製菓店」さん。こちらの練り切りの実演と、可愛らしいプチ練り切りのセットの販売からスタートしたイベント。季節感ある数種類のプチ練り切りセットは、その可愛らしさに、どれにしようかなと嬉しそうに選ぶお客さん達の様子が伺えました。
創業明治31年、伝統の味を引き継ぎ、国産小豆100%、余計なものは入れない完全無添加の自家製餡が魅力の「赤石屋」さんでは、巨大どら焼きや、焼きたてのどら焼きが用意され、店内から実演を楽しむ方で賑わいました。
特別な巨大どら焼きもさることながら、焼きたてどら焼きは、普段味わうことのできない温かさに、ほかほか幸せな香りがたまりませんでしたね。
お饅頭、稲荷寿司、お赤飯、醤油おにぎりなど昔から変わらないラインナップにファンが多い「伊勢屋餅菓子店」さんでは、自分でお醤油をかけて楽しむ、炊き立てのもち米が用意されました。
ほかほかと湯気が上がり追加されるもち米に、ご店主の温かさにもふれる素敵な時間。甘い和菓子の間に楽しむことのできた、あつあつ炊き立てもち米の醤油がけに、みなさんの嬉しそうな笑顔と、お話しされる様子が印象に残りました。いつもお買い物に来られる方だけでなく、初めての出会いもこのイベントならではですね。
群馬県産の小麦や北海道産の小豆など、国産・無添加にこだわってを使られた、上州名物として知られる親玉まんじゅうでお馴染みの「親玉本店」さんでは、できたてのうさぎミニ饅頭セットが用意され、その可愛さにみなさんの嬉しそうな様子が伺えました。
さらに芋ようかんをはじめ、あんこ玉、羊羹、上生菓子など魅力溢れる和菓子が並ぶ、足利に始まる舟定屋本店から暖簾分けされた「舟定屋」さんでは、あんこ玉食べ比べセットが、
創業明治33年、天皇陛下献上銘菓を製造し、上皇陛下が御買上げになったという銘菓「絹衣」をはじめ、本格和菓子のお店として地元でも有名な「松露庵」さんでは、薔薇の上生菓子が用意されました。
こちらは同日開催された「OCHAVA茂木園本店」さんの「OCHAVAマルシェ」の様子です。午前中は毎回開催を楽しみにしている方たちで賑わい、午後は和菓子ストリートの街歩きを楽しみながら、伊勢崎銘仙の着物を着て訪れる方も多かったそう。
店内は美味しいドリンクを楽しみながら、ゆったり休憩される方で賑わっていました。OCHAVAマルシェ次回の開催は3月16日(日)となっています。
今回は秋やハロウィンを楽しむアイテムがたくさん並びましたが、春はどのような雰囲気になるのか、今から楽しみですね!
さて、今回和菓子ストリート限定で販売された「和菓子巡りチケット」。イベント当日に使いきれなかった方は、11月30日まではチケット1枚あたり250円分の金券として、各店舗にて利用が可能となっていますのでご安心を!
イベント特別菓子ではなくなりますが、通常商品と交換ができますので、お気に入りの和菓子をお目当てに、ゆったりお買い物を楽しみに行くことができますね。
そして本町和菓子ストリートの最後には、伊勢崎神社を会場に、今までにない着物イベント「着物 de PARTY NIGHT」が開催されました。
ミラーボール照明に、DJによるド派手な音楽の中、着物で非日常空間を楽しむ時間は、特別なものだったのではないでしょうか!
初めての開催となった本町和菓子ストリート。実行委員会では、イベントに参加された方の声や、参加店さんの声を集め、次回2025年3月(予定)の開催に向けて準備を進めていくとお話ししてくださいました。次回はさらに魅力あふれる開催になる予感! 今までにない、素敵な一日をありがとうございました!
▼本町和菓子ストリート
第一回開催
2024年10月27日(日)
第二回開催
2025年3月予定
▽参加店一覧(50音順)
赤石屋
伊勢屋餅菓子店
親玉本店
里美製菓店
松露庵
舟定屋