寒波到来!スマホのトラブルに注意!!
故障もあり得る!温度差による「結露」に注意
気温が低下する冬期に注意したいのが「結露」。内外部に水滴が発生し、水没と同様に内部の電気回路をショートさせ、最悪、故障に至るケースも!
結露が起こりやすいシチュエーションと予防方法は?
カフェ入店時に注意!
結露が生じる具体例としては、非常に寒い屋外から、暖房の効いたカフェやレストランなどに入るようなシチュエーション。メガネが曇るのと同じ様に、冷え切ったスマホに室内の水分がまとわり付いて、最悪の場合、水を掛けたような状態になることも。
朝一番、冷え切った部屋に置いてあったスマホを、暖かく湯気の立つキッチンに持ち込む際も、同様に結露が発生し易い状況と言えます。
外出時は最も恐ろしい!
逆に、暖かい部屋から、極寒の屋外に出る際も注意が必要!スマホ内部に暖かく湿った空気が侵入している場合、冷たい外気に晒されて一気に冷えると、スマホの内部で結露を発生します。”内部”で発生するため、防水仕様の製品も油断できません。
対策は「急激な温度変化を避ける」
寒い時期の結露トラブルを予防するには、「急激な温度変化を避ける」ことに尽きます。
暖かい部屋から出るときは、スマホが外気に触れないよう、ポケットの奥までしっかりしまい込みましょう。カバンに入れるなら、ファスナーのある場所を選んでしっかり閉じると良いでしょう。間違っても、手でブラブラ弄りながら飛び出すことのないようご注意を!
外で使用を続けて冷え切ったスマホを暖かい室内に持ち込む際は、一度、ポケットやカバンに入れ、30分程度慣らしてから取り出すと良いでしょう。
バッテリー残量が急に低下!
気温が数度以下になると、満充電したはずのスマホも、電池残量が残り僅かで”赤信号”が表示されるケースも。これは、バッテリーが低温に弱く、電圧が低下してしまうため。充電した電気が、消えて無くなった訳ではありませんので、落ち着いて対処しましょう。
10度前後まで温まると回復しますが、暖房の効いた部屋に持ち込むなど、急激な温度変化を与えると、結露を生じで故障の原因になります。ジャケットの内ポケットに入れるなどして、徐々に温めると良いでしょう。
こうしたトラブルを未然に防ぐには、外出時、スマホを肌身離さず過度に冷やしてしまわないことです。