不法投棄されていた「くまのプーさん」が幸せになれた理由…!!
とある会社にて、職場の人が倉庫の扉を開けたらびっくり…、、なんと狭い倉庫に突然、『大きいプーさんのぬいぐるみ』が置かれていたのでした!
そのプーさん実は…他の職場の人が外出した際に、公園でポツンと寂しそうな(不法投棄されていた)大きなプーさんのぬいぐるみを見つけて可哀想で放っておけず、、でも職場には置く所がなかったので仕方なく、普段灯油などを入れている物置に置かれていたのでした。
不法投棄されていたぬいぐるみ
それからプーさんの居場所を探し求めていたのですが、なかなか良い所ら見つからず…するとしばらくして、その会社から学校の図書館へ移動になった元職場の人から連絡があったのです。
その連絡の内容は「倉庫のプーさんを新しい職場へ引き取らせてもらえないかな?」という事、プーさんの居場所を探していた事もあり、快く承諾すると、公園にも物置にも置かれて汚かったプーさんを引き取り手さんはキレイに洗って学校図書館に連れて行ってくれたのでした。
そして学校へ行ったプーさんはなんと、(コロナで密を防ぐため)使用禁止となっていた席に座らせてもらい、手元に『くまのプーさんの英語の本』をまるで読んでいるみたいに置いてセッティングにてもらったのです。
遅れた青春がやって来たプーさん
するとこの可愛らしい光景に早速、生徒たちが可愛い〜と写真を撮ったり、隣で一緒に本を読んだりしてプーさんは一躍人気者に…!!
持ち主さんに残念ながら捨てられてしまい、泥だらけのまま暗い暗い物置に一人でいたプーさんが…公園で拾ってもらった職場の人達によってキレイに洗われ、明るい学校図書館に連れてきてもらい、みんなに愛されてるんだと思うとほっこり温かい気持ちになります。
これから先もずっと生徒や先生に愛され、プーさんの隣で勉強したり、本を読んだり、おしゃべりをしたり、話しかけられたりして、プーさんも高校生のみんなと素敵な青春を送って欲しいです。とSNSにてプーさんを拾った会社の方から届いたこのエピソード。この素敵な出来事に癒される人が増えたらいいなと思って記事にしてみました。
中山少年(なかやましょうねん)1995年生まれ。東京都出身。日常のほっこりした発見をコミックエッセイでSNSに投稿している。Instagramフォロワーは8万人以上。
5月26日 掲載