【長野県軽井沢町】昭和レトロな喫茶店。70年代インテリアが色褪せない「茶房マリヤ」
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/akari/article/00170314/top_1640352317026.jpeg?exp=10800)
お店を開いてもうすぐ50年に。1970年代、中軽井沢エリアにオープンした「茶房マリヤ」は椅子やテーブル、内装そのままに、今も創業当時と変わらない場所でお客様を迎えています。
![マリヤのカウンター。オリジナルの照明は張り替えしながら今も現役](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/akari/article/00170314/internal_1640352334442.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
1970年代といえば、軽井沢は空前のテニスブーム。リゾート地として華やかな時代に突入し、マリヤも朝から晩までたくさんのお客様で溢れたそう。「朝の9時から夜は11時頃まで、ひっきりなしにお客様がみえて。オープンの頃はオシャレなお店なんて言われたんですよ」
ご夫婦ではじめたお店は、70年代流行のカフェインテリアが詰め込まれていて、その魅力は全く色褪せていないし、むしろ増してる!
![窓際席。小さなテーブルとどっしりとした椅子が規則正しく並ぶ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/akari/article/00170314/internal_1640351846555.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![個性的な壁には珈琲の産地が記された木製の地図が](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/akari/article/00170314/internal_1640351903121.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
現在は奥さまがひとりで切り盛りされていて、とにかく隅々までピカピカで気持ちがいい。当時揃えたものを愛着を持ってずっと使われているんだとか。
「革張りの椅子もそのまま。お客様がタバコで焦がした跡もあるけど気に入ってるので。外壁だけは変えていかないとどうにもならないんだけど」
![今日の日替わりサービスはコロンビアでした](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/akari/article/00170314/internal_1640352598037.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![メニュー表。マリヤブレンド400円など。食べ物はトースト類のみ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/akari/article/00170314/internal_1640352675253.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
メニューは基本的にドリンクのみで、フードはトースト3種。日替わりのサービス品をオーダーすると50円引いてくれます。
中軽井沢の駅から歩いて5分ほど。私は駅と直結している軽井沢図書館で本を借りてから、少しの時間ぼーっとしたい時によく伺っています。とても静かで落ち着いた空間。
変わっていくものと変わらないもの。レトロな喫茶店ならではの魅力が詰まったお店です。
![小さな書体の看板が可愛い](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/akari/article/00170314/internal_1640352968796.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![マリヤ外観。駐車場は建物右側すぐにあります](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/akari/article/00170314/internal_1640353095246.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
<SHOP DATA>
「茶房マリア」
〒389-0112 長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢16−17
TEL:0267-45-4884
9:30〜18:00/木曜定休