東大阪市西石切町にある、温浴施設「風の湯 新石切店」が閉店します。「風の湯 新石切店」は、「黄緑の天然温泉」が話題の温浴施設。東大阪市出身の筆者ですが、まだ1度も伺ったことが無く、閉店してしまうと聞きさっそく行ってきました。

公式ホームページでの閉店の発表があったのは2022年9月20日。継続的に通われていた皆さんは驚かれたのではないでしょうか。筆者も気になりつつ「そのうちに行こう」と思っていたら、閉店のお知らせ・・・( ﾉД`) これで最後の入浴かと思うと寂しい気持ちになります。

店内入口には、閉店のご案内。閉店日(最終営業日)は、2022年10月30日(日)です。

閉店の理由としては、賃貸借契約期間終了の為と記載されています。館内のスタッフさんに今後の事を伺うと、「何社か見に来られていますが、この場所がどうなるかは現時点では決まっていない」と話してくださいました。

回数券などをお持ちの方は、早めに使用したほうが良さそうですね。

館内へ入って中央部分には、待合スペースにはフリースペースのような場所があり、漫画なども置かれています。今日は平日だからか、空いてそうな印象。

フロント前にはお買い物コーナー。道の駅のような雰囲気で、なんだか旅行気分を感じます。こういう場所に来ると、つい色々買ってしまうんですよね(*‘∀‘)

入浴料金は、大人・中人・小人と別れており、会員・一般、平日と休日で料金が異なるので、価格詳細は下の写真や、公式ウェブサイトでご確認ください。入浴以外では岩盤浴(中学生以上)も利用できます。

色々レンタルもできるので、手ぶらで来ても大丈夫そうですね。下の方の緑色のボタンは、館内の理髪店のメニューです。

さすがに温泉の中は撮影できないので、イメージだけお伝えすると・・・。

温浴施設内では、広い大浴槽に、一人で独占できる「壺湯」、湯の中を歩き周る「痩身の湯（エステティック浴）」など様々なお風呂を体験できます。筆者個人的なお気に入りは、名物の「ぬる湯」。文字通りぬるめのお湯ですが、温度が低い分ゆっくり浸かることができるので心地よく、つい長湯してしましました。

入浴を終え、館内に併設されているレストランにも立ち寄りました。入浴すると、なぜかいつもお腹が減り、少し塩辛い物が食べたくなるのは筆者だけでしょうか(;'∀')

名物の「特製手仕込みとんかつ」を注文しました。

なかなかのボリューム！　これで1200円(一般会員価格)は大満足。定食になっていて、小鉢なども付いています。

メニューには定食以外にも、ソバ、うどん、ラーメンなどの麺類、海鮮丼などもあります。後半のページには、お酒にあうアテ系メニューもありました。

こちらは「鶴亀　特製ラーメン」です。

ステーキ御膳や、天ぷら御膳、寿司御膳もあるので、温泉に入ったあとでゆっくり食事を楽しめます。温泉に入った後にこういう料理を食べると、日帰り旅行気分になりますね。

席は、テーブル席だけでなく、奥に座敷(掘りごたつ)もありました。テイクアウトができる商品もあるようで、お風呂上りに注文されている方もいました。

ざっと、館内を案内しましたが、ここで一言。「もっと早くから知っていればよかった～( ﾉД`)」。

温泉の満足度が高いだけでなく、入浴後にゆっくりできるレストラン、のんびり利用すれば半日くらい過ごせそうです。このまま閉店してしまうのは惜しい・・・と感じるくらい居心地の良い、温浴施設でした。

地元の人のみならず、遠方から通われていた方も多くいた人気のお風呂屋さんです。閉店日(最終営業日)は、2022年10月30日(日)なので、閉店前に行きたいと思っている方はお見逃しのないように。

風の湯新石切店
・風の湯新石切店ウェブサイト
【住所】大阪府東大阪市西石切町7-1-25　
【営業時間】朝10時～深夜0時まで
【定休日】年中無休
【閉店日】2022年10月30日(日)