さわ餅は磯部の御神田で行われる竹取神事の竹に似せて作られたそう。

笹餅が変化したとも竹竿のさおが変化したとも言われています。

このさわ餅を作っている竹内商店は昭和30年創業で現在の店主は3代目です。

現在、磯部町内でさわ餅を作っているのは以前ご紹介した餅喜商店とこの竹内餅店

だけなのです。

そして竹内商店のさわ餅は志摩ブランドに認定されているのです。

「志摩ブランド」とは、志摩市地域ブランド推進協議会で認定された志摩市の優れた地域資源。

志摩ブランド認定品の販売支援を行うとともに、「志摩ブランド」の情報発信を通じて観光客等の誘致を促し、地域経済の活性化を図ることを目的としているそうです。

さわ餅、5個入り・400円です。

白が3個、よもぎが2個でした。

よもぎはほのかに香る上品さ、白はもちもち柔らかいです。

杵つきだけあって、お餅がよく伸びます。こしあんの甘さとお餅の塩気のバランスがよくて美味しいです。よもぎの香りを楽しみたかったので、今回は白湯でいただいたのですが、よもぎも白もペロッと食べてしまいました。

左が認定証です。5個入りが400円　/　10個入りが800円

こちらの竹皮包みは脱酸素包装なので、通常のパックよりも日持ちがしますからお土産にぴったりです。

祝餅もあります。

お祝い事には欠かせないお赤飯も。

竹内餅店は167号を鵜方方面から磯部方面に向かう左側にあります。

鵜方から穴川に入ってすぐ、右に医療用品店のほうわが見えると直ぐです。

お店ではさわ餅と注文の商品を販売していました。

さわ餅、あこや、いばら餅は志摩市内のスーパーでも取り扱っています。

ただ、竹内餅店の商品は人気なので時間帯によっては売り切れている場合もあります。

いずれも5個入りで410円前後くらいでした。

竹内餅店は通常午前9時からですが、予約状況によっては開店時間がずれる場合があります。

美味しくてついつい食べ過ぎてしまった竹内餅店のさわ餅、皆様もぜひお召し上がりください。